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アルバイト・パート募集㉟集まる募集-社会保険

2016-06-03

アルバイト・パートさんの採用や育成を担う皆様を、心から応援する連載コラム。
アクトナビの藤井です。毎々ご愛読頂きありがとうございます。

アルバイト・パート募集のコツやポイント。
求人広告などでも今すぐできる、応募者を増やす方法・工夫の第11回。

今回は、アルバイト・パートさんの社会保険についてご案内を進めましょう。

労災保険・雇用保険・健康保険・厚生年金保険-図

□社会保険完備

こちらは、アルバイト・パートさんの中でも『 しっかり稼ぎたい・レギュラー勤務希望 』層の応募者を増やしたい場面で魅力要因となる一方、多くの情報量を持った学生層や主婦層へホワイト企業やホワイトバイトの証明のような役割も果たすと最近増加している記載です。

求人メディアにもよりますが、ほとんどの求人媒体で『 社会保険完備 』と記載できるのは、「 労災保険・雇用保険・健康保険・厚生年金保険 」 の4つが備わっていることが大前提。

社会保険は企業側の負担も大きいので、しっかり記載されているとブラックバイトではない安心材料のひとつになっています。

労働保険-労災保険・雇用保険 社会保険-健康保険・厚生年金保険 それぞれの加入対象-表s

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労災保険、雇用保険、健康保険、厚生年金保険と、それぞれで加入対象が異なる社会保険。

☞労災保険は短期雇用や週1日勤務の方も含む全ての方
☞雇用保険は1週間の所定労働時間が20時間以上で31日以上の雇用見込がある方

が対象、健康保険と厚生年金保険は、

☞1日又は1週間の労働時間及び1ヶ月の所定労働日数が通常労働者の3/4以上

の方が対象となり、雇用保険、健康保険、厚生年金保険は、アルバイト・パートさん個々の勤務シフトが大きく関係するところです。 

健康保険と厚生年金保険-勤務シフトごとの加入対象・非加入対象図-通常の労働者の3/4以上で加入対象s

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更に従業員が501人以上の会社は2016年10月から、健康保険や厚生年金保険も

☞学生でない方 ( 夜間・通信・定時制の方は対象 )
☞所定労働時間が週20時間以上の方
☞月額賃金が8.8万円以上の方
☞1年以上の勤務見込みのある方

であれば加入対象となり、2017年4月からは500人以下の会社でも労使で合意がなされれば同様に加入対象が拡大されます。  

健康保険と厚生年金保険-『加入対象の拡大』後の勤務シフトごとの加入対象・非加入対象図-所定労働時間20時間以上・月額賃金8.8万以上他s

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採用や人事を担う方々の間では、これまで、いわゆる「 3/4ルール 」「 30時間ルール 」と言われていましたが、今後は501人以上の大手企業を中心に「 20時間 + 8.8万ルール 」も広がることが予測されます。

どちらにしても、加入対象の拡大と共に「 扶養内勤務を希望するか 」「 勤務シフト 」の組み方が変わってきますので、この辺りは注意が必要なところです。

週5日・1日8時間近く働いてくれる層をターゲットにする場合、「 社会保険完備 」の記載は安心材料だけでなく実際の処遇として大きな魅力要因になります。

一方、学生層や主婦層など「 扶養内で働きたい層 」にとっての「 社会保険完備 」の記載は安心材料として応募増に繋がりますが、実際の処遇としての想定はしていません

応募者層の多様化対策として、求人広告内に「 社会保険完備 」の記載でホワイト企業を証明しつつ、扶養内で働きたい学生や主婦層へ向け

☞扶養内勤務―もちろんOK!

などの記載を同時に加えておくパターンも増加していますので、ケースにより使い分けると良いでしょう。

次回は、時給は1分単位などの記載についてご案内を進めましょう。

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