アクトビジョン 人と組織の未来のために

アルバイト・パート募集㉜集まる募集-応募層を広げる

2016-05-20

アルバイト・パートさんの採用や育成を担う皆様を、心から応援する連載コラム。
アクトナビの藤井です。毎々ご愛読頂きありがとうございます。

アルバイト・パート募集のコツやポイント。
今すぐできる、応募が増える様々な工夫の第8回。

今回は、応募資格の間口を広げ『 採用ターゲット 』をぐっと拡大し応募者を集めている記載についてご案内致しましょう。

未経験 & ブランクあり大歓迎!学校帰りの夕方から、部活の合間に週2日だけ…という学生さん!家事や子育ての合間に16時までという主婦 ( 主夫 ) の方!-図

□未経験 & ブランクあり大歓迎!
□学校帰りの夕方から、部活の合間に週2日だけ…という学生さん!
□家事や子育ての合間に16時までという主婦 ( 主夫 ) の方!

まずご案内するのは、未経験者層やブランクのある層勤務時間や就労日数が限られる層の採用ターゲット ( 採用を想定する人物像 ) 化です。

こちらは続く有効求人倍率の上昇に伴って、ずいぶん昔から各企業様で拡大していますが、その背景は前回のご案内に通じます。

会社に「人を合わせよう」として採用に悩み続けるのか、人に「会社を合わせよう」として採用課題を解決するのか-分かれ道図

大変化の時代。

☞昔からの会社の慣例や仕事に『 人を合わせよう 』として
 採用の課題に悩み続ける

ことを選択するのか、

☞多様化する働き方や人に『 会社や組織のあり方を合わせよう 』として
 採用の課題を解決し時代の変化に適応する

ことを選択するのか。

Joinマネジメント( 様々な働き方を繋ぎ・結び・組み合わせる ) へ想定を広げ、組織の内力をブラッシュアップすることで、お悩みの採用課題は急速に解決されていきます。

ミドル・シニア大歓迎!50歳代、60歳代のミドル、シニア層も多数活躍中!-図

□ミドル・シニア大歓迎!
□50歳代、60歳代のミドル、シニア層も多数活躍中!

続いては、ミドル・シニア層の採用ターゲット ( 採用を想定する人物像 ) 化です。

毎年3月~4月にかけ、数社の企業様と取り組んでいるのがシニア層―特に『 定年退職 』を迎えられる近隣の方へ向けた求人戦略です。

3月~4月は大学等の新入学と共に新しいアルバイト・パートを探す層が厚い時期ですが、一方で定年退職迎える方の中で、次の仕事への求職活動が活発な時期でもあります。

こちらをご案内すると初めて知る方はみなさま驚かれますが、日本では、もう数年前から、

☞新入学の学生人口より、定年退職をされる65歳人口の方が2倍近く多い

状況になっています。

総務省統計局の推計値では、今年の18歳人口は約120万人

対して定年を迎えられる65歳人口は約213万人

日本は下記のように、1996年以降15~25歳人口より65歳以上人口の方が多くなっており、

総務省統計局「労働力調査結果」より年代別人口推移-日本では1996年以降15歳~25歳の人口より65歳以上の人口の方が多くなっているーグラフ

『 就業人口 』も、2008年以降65歳以上の方が多くなっているのが現状です。

総務省統計局「労働力調査結果」より就業人口推移ー日本では2008年から65歳以上の方が多くなっている-グラフ

ミドル・シニア層は、年代別で最も責任感や社会常識に富み、学生層に見られる学校の卒業や就職に伴う離職もなく『 離職率が低い 』のも特徴。

積極的にミドル・シニア世代活用を推進されている企業様からは、

『 固定観念に縛られず、もっと早く積極的に推進すればよかった…… 』

というお声を数多く頂いています。

Wワーク大歓迎!Wワークの方も多数活躍中!-図

□Wワーク大歓迎!
□Wワークの方も多数活躍中!

続いてご案内するのが、終身雇用という日本独特の慣習の終焉と共に増加しているWワークの方へ向けた訴求です。

仕事柄、企業様のアルバイト・パートさんへインタビューさせて頂く機会も多いのですが、ここ数年、業種業界を問わずWワークされている方にごく普通に出会うようになりました。

「 うちの会社はWワークOKですから 」

「 他の業界を知ることは、自己成長の意味で逆に推奨されています 」

というお声が増えているのも時代の変化。

起業されたばかりだったり、見分を広げたかったり、時間を有効活用したいと、

「 私、実は自分の会社の代表取締役で…… 」

という方にも、時折お会いします。

こちらも社名をご紹介すると皆様驚かれますが、最近は知名度の高い有名企業様でも様々な制度設計やルールの上でWワークを容認、若しくはWワークを推奨しているケースが増えています。

更にWワークができることを魅力要因とし、募集・採用戦略に組み込む企業様まで……。

企業側からの視点によるWワークの容認や制度化については別途ご案内させて頂きますが、実はリクルートグループも一部事業部、一部職種では新卒採用にまでWワークOKを魅力要因として訴求していたりもします。

というわけで、アルバイト・パート募集においてWワーク歓迎の記載はリーマンショック後くらいから顕著に増加。

Wワークの応募者も、時代の変化に伴い増加しており、こちらも責任感や社会常識に富み、学生層と比較し離職率が低いのが特徴です。

お洒落・髪型・ネイル等自由!(派手過ぎない程度、当社規定による)-図

□お洒落・髪型・ネイル自由 ( 派手すぎない程度・当社規定内 )

最後にご紹介するのは『 お洒落・髪型・ネイル等自由! 』の記載で、こちらは特に若者層を採用ターゲット ( 採用を想定する人物像 ) とする場合に効果的な工夫です。

大きな時代の変化の中、以前ご紹介したように、

「 社会の中の私 」から「 私の中の社会 」
「 滅私奉公 」 から 「 自分らしく 」
「 自己肯定による自己完結 」

と、若者層の価値観も大きく変わり、応募者層によっては、前回ご紹介の柔軟な働き方以上に重要視されている項目でもあります。

「 高校は校則が厳しくて。大学生になり自由にお洒落できるのは楽しい 」
「 髪型やネイルは私の個性。個性を殺せというバイトには応募しない 」
「 僕らは学業が主。学校でOKなのに、バイトでNGなのはストレス 」

という声が増えている最近の若者事情を『 包み込む 』 ことで応募者を増やす。

記載にあたっては、

☞お洒落を楽しみながら働くスタッフの写真や動画等も掲載し、
 具体的にどこまで自由かをイメージし易くする

☞もちろん大人しい格好のスタッフもたくさんいますよ♪
 などのお洒落にこだわらない層への配慮

☞接客が伴う仕事やある程度の身だしなみを要求する場合は
 「 派手過ぎない程度 」「 当社規定内 」などの記載も添える

と良いでしょう。

次回はブラックバイトブラック企業という概念が急速に浸透する中、特に最近注意したいポイントについてご案内していきましょう。

←「集まる求人-働き方改革」前章へ・続きへ「集まる求人-企業の本分」→

ページ上部へ戻る