アクトビジョン 人と組織の未来のために

アルバイト・パート募集⑳ヒトゴト組織の7つの用心 1

2016-03-04

アルバイト・パートさんの採用や育成を担う皆様を、心から応援する連載コラム。

アクトナビの藤井です。毎々ご愛読頂きありがとうございます。

アルバイト・パート募集のコツ。「 集める 」採用から「 集まる 」採用への第5回。

前回触れたワガコト採用の組織創りに対し、ヒトゴト採用の組織はどんな現場マネジメントの共通点があるのでしょう。

今回は、逆の視点から見ていきましょう。

ヒトゴト組織の7つの用心①達成感・成長感を感じても…褒めない・認めない・(共に)喜ばない②叱られる納得感がない③理不尽に感じる指示④入社後何も教えらていないのにいきなり仕事⑤シフト等が強制的で事情を聞いてくれない⑥業績に追われピリピリした雰囲気⑦どんなお店にしたいのか分らない_図

「 誰かアルバイトを探している友達や知人いないかな? 」

と声をかけているのに、どのアルバイト・パートさんからも誰も紹介されない。

そんな時は、こんな現場マネジメントになっていないか確認してみては如何でしょう。

□褒めない、認めない、( 達成感・成長感などを共有し ) 喜ばない

アルバイト・パートさん達は、仕事が上達するにつれ、褒めてほしい・認めてほしい場面、共に喜びを共有したい場面が必ず現れるものです。

その時笑顔でタイミングよく褒め、タイミングよく認める声を掛けているかどうか。

前回ご紹介した「 ありがとう 」はもちろん、本人が「 やった!上手くなってきたぞ♪ 」と褒めてほしい場面でも、褒めたり上達を認めたりしていない場合は要注意です。

こちらは、以前ご案内した「 自己効力感・有能感 」の要素、後程ご案内する「 共感性 」「 包容性 」「 感知性 」とも繋がっています。

育て上手な人は成長やできたことを主語にする 育て下手な人はできていないことばかり主語にする 図

□叱る場面で「コト」を叱らず「ヒト」に怒っている

ここでの怒ると叱るとの違いは、怒るは上司である自分の感情叱るは育成のために愛情を込めて。怒るためにスキルはいりませんが、叱るためにはほんの少しのスキルも必要です。

アルバイト・パートさんがマインドを下げてしまう原因は、叱られたことではなく、納得のいかない怒り方や、自分自身を人として傷つけられる ( と感じる ) 怒り方にあります。

時代の変化の中、特に若者層に向けた平成流の叱り方の基本は、

① 感知…本人や周りの雰囲気を感じ取り、大まかな事実を掴む。場に合わせた叱り方。
② 傾聴…起こった正確な事実を整理する。本人の言い分も聞く。
③ 共感…本人の気持ち、立場への配慮や共感を添える。
④ 通意…成長への想いが伝わる納得いく叱り方。
(「ヒト」を怒らず、具体的な「コト」を叱る )
小さなミスはその場で短く、大きな失敗はマインドリセットした後でしっかり
叱る場の空気を作ってから叱る ( 場合によっては場所を変えて叱る )
大勢の前で叱るときは事前予告付きで、初めて叱るときは周りに人がいない場所で。
叱った後の空気のリセットフォロー
「 以上!頼りにしてるからこれからもよろしく‼ 」等の空気をリセットする締めくくり。
叱った後のフォロー ( 場合によっては叱り役とフォロー役の複数人で役割分担 )

の8ステップで、ミーティングの場などでは「 上司である自分の自慢話で叱らない 」を加えることもあります。

ワガコト採用の組織でも必要な時はしっかり叱っています。ほんの少しのスキルの違いで、同じことをしても組織マインドを上げたり下げたりするのがこの要素です。

こちらも、以前ご案内した「 自己効力感・有能感 」の要素、後程ご案内する「 共感性 」「 包容性 」「 感知性 」と繋がっています。

こんなマネジメントはダメ 図

□指示や判断に納得感を添えないまま仕事に付かせる、信頼できない理不尽な指示

指示や判断を伝える場面で大切になるのが、何度かご案内している理解→納得→共感→自発のステップです。大きな指示・判断は4つ全て。小さなことも納得までの2つは必要です。

また、指示や判断に一貫性がない筋が通っていないブレがある……ということはないでしょうか?徹底を指示したのに上司である自分自身はやらない。昨日は白と指示したのに、今日は黒と指示する。A君には厳しく叱ったのにBさんには甘い。

後程ご案内する「 人のマネジメント・仕事のマネジメント 」で、指示や判断を伝える場面は仕事を進める「 仕事のマネジメント 」の大切な要素です。

ここが信頼されていないと、職場の仕事がなかなか進まないことにもなりかねません。

近年注目の「 人時生産性 」を高める上でも、この要素は重要な役割を担うのです。

次回も引き続き、後半の要素を見ていきましょう。

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