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アルバイト・パート募集⑮集まる理由の活かし方

2016-02-05

アルバイト・パートさんの採用や育成を担う皆様を、心から応援する連載コラム。

アクトナビの藤井です。毎々ご愛読頂きありがとうございます。

アルバイト・パート募集のコツ。

自社や自店舗にアルバイト・パートさんが集まる理由の第6回。

今回は、集めた理由の活かし方についてご案内致しましょう。

集まる理由―どんな仕事?どんな職場?何が得られる?生活は?そのシーン・事実は? 図

今や求人メディアに掲載する場合も同じですが、募集要項の情報だけでは、なかなか応募に繋がらない時代になりました。

ネームバリューのある企業やお店の募集も、その隣に臨場感たっぷりの求人広告があると、同じ条件なら負けてしまうのが実情です。

新卒募集と異なり、アルバイト・パートさんは企業規模やネームバリューよりも働き易さ、どんな働き方ができるのかを重視して応募します。

ここで大切になるのが、そういった情報をしっかり伝え、理解→納得→共感→安心→応募「 心理的な応募までの橋 」を、ひとつひとつ渡ってもらう仕掛けです。

AIDMAからAIDMSA ( アイドムサ )の法則へ Safety安心・Search 検索加わる 図

この「 心理的な応募までの橋 」を渡ってもらう役割を果たすのがシーンや事実です。

□どんな仕事か?
□どんな職場・お店か?
□何が得られるか?
□現在の生活と両立できるか?

などについて、ありきたりな説明ではなくより具体的なイメージが湧く情報こそが応募者を集めるのです。

より具体的なシーン情報・事実情報を見て応募した人の方が、ミスマッチが少なく定着率が高くなる傾向もあります。

後程詳しくご案内しますが、入社後短期間で辞める最大の理由はギャップ心理

少し泥臭いくらいでも、仕事や職場環境の臨場感が伝わる具体的な情報の方が、

「 えっ、実はこんな仕事だったの…… 」
「 ええっ、こんな制服だったの…… 」
「 こんなはずでは…… 」

が少なくなり、ギャップ心理が発生しにくいというわけです。

 様々な求人媒体から採用ホームページ・採用サイトを訪れる-図

とはいえ、既存メディアの求人広告はじめ、自社メディアの中でも店頭POPやリーフレットなどは記載できる情報量に限りがあり、あれもこれも……というわけにはいきません。

最近の求人メディアを覗いて頂くと一目瞭然ですが、採用を戦略的に捉えている企業ほど、既存の求人広告内に『 採用ホームページのアドレス 』やページの『 QRコード 』を記載し、自社の採用ホームページや採用サイトへ誘導する手法を取っています。

採用ホームページや採用サイトは多くの情報が伝えられるので「 心理的な応募までの橋 」を渡ってもらいやすいメディアなのです。

最近の求職者のほとんどは、応募の前にSafety( 安心 )のためのSearch( 検索・確認 )行動をとるため、事前に企業ホームページなどを開き閲覧してもいます。

見てほしい採用ページまで迷わないよう、全体のホームページアドレスではなく、求職者や応募者用のランディングページアドレスを記載しておくと良いでしょう。

学生、主婦、フリーターそれぞれ重視する情報は異なる。情報はターゲットごとに分けて伝えるとわかりやすくなり応募効果が高まる 図

ここでご案内しておきたいのが、「 分ける と わかる 」という情報整理ポイントです。

人材育成の項で似た図を見た方もいらっしゃるかもしれませんが、今回は採用ターゲット別に伝える情報を分けるとわかるようになり、応募効果が高まるというメソッドです。

分かり易く、上部は少し極端にしていますが、「 学校と両立 」と「 フルタイムで稼げる 」更に「 家事と両立 」と「 仕事帰り」など、どの層の求職者にとっても分かりにくい伝え方になってしまっています。

学生層が「 ここで働きたい 」と感じるポイントと、主婦層が「 ここで働きたい 」と感じるポイントは微妙に異なります。

それにも関わらず、それらの情報をあれもこれもと詰め込むと、上図上部のように求職者にとって分かりにくい求人広告になってしまうのです。

学生層をターゲットにするなら学生層が重視する情報、主婦層なら主婦層が重視する情報に分け、それぞれ分かり易くするのが「 集まる理由 」「 シーンや事実 」の活かし方です。

集まる理由、シーンや事実情報は、あれもこれもではなくターゲットに合わせて分けて伝える

こちらは、属性だけでなく、例えば学生層だけでも「 文系の大学生 」「 理系の大学生 」「 音楽大生 」「 美美大生 」「 外語大生 」などでセグメントしてみると更に分かり易く、加えて話題性ある情報提供にもなります。

他「 部活などのリーダーや学級委員経験のある方 」「 何かで1番になった経験がある方 」「 一人きりで1か月以上外国に行った経験のある方 」など、求める人物像の視界で応用し、これまで以上に求める資質を持つ応募者が集まった事例など、様々な応用も可能です。

時代と共に、アルバイト・パート募集はターゲットをより広くする対策が進んでいますが、ターゲットが変われば「  ここで働きたい 」と感じてもらう最適な情報は異なります。

「 集まる理由 」「 シーンや事実 」は、分けるとわかる。

それぞれのターゲットが重視する最適な情報に分け、分かり易くするのが「 集まる理由 」「 シーンや事実 」の活かし方です。

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