アクトビジョン 人と組織の未来のために

変化への適応⑨-エンゲージメントを高める

2015-11-05

企業経営や人事を担う皆様を応援する、組織活性化のヒント集。

アクトナビの藤井です。
毎々ご愛読頂き誠にありがとうございます。

 
ご案内してきた変化する採用環境への適応。

これまで、

・時代の変化は、脅威ではなく 「 機会 」

・取り組むべきは、手法や小手先ではなく 「 仕組みや本質 」

・視界は、働く場だけでなく 「 充実した人生を共に歩む場 」

・代わりはいくらでもいる……から 「 縁 」 を大切にする人材戦略

・その具体策「 リタリーリクルーティング 」と「 リファラルリクルーティング 」

・「 多様性 」 と 「 多能性 」

・変化の恩恵……WEBサイトや採用HP、人事ブログやSNSの活用

・その都度採用を考えるのではなく、計画的に応募者潜在層を蓄積する

・そして、その必然・必要・ベストなタイミングは 「 今でしょ! 」

等をご紹介してきましたが、これら全ての取り組みに共通し、その推進を強力に後押しするポイントがある……ことにお気づきの方もいらっしゃるかもしれません。

それが、繰り返しお伝えしてきた 「 人と組織と仕事との良好な関係性 」 創り。

人事や組織活性の世界で 「 エンゲージメント 」 と呼ばれるポイントです。

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働く人たちと組織との、より高いレベルでの一体感。

個々と組織が互いに互いを想いあい、互いに互いを高め合う良好な関係性。

「 エンゲージ 」 の響きから、婚約指輪や結婚の誓いを連想する方もいらっしゃるように、その意味するところは祝宴の席に贈られる言葉となんだかとても良く似ています。

人と組織の互いの愛情や信頼。互いに認めあい、互いに尽くしあう関係性。

私の印象に残っているのは数年前の部下の結婚式、新郎の友人がギターの弾き語りで贈ったコブクロの名曲 「 永遠にともに 」 。

『 共に歩き、共に探し…… 共に感じ、共に選び…… 共に抱き、共に築き、共に願い…… 』というメッセージは、人と組織の関係をイコールパートナーと捉えるニュアンスも含めて、多分にエンゲージメントに通じています。

◊ ◊ ◊

ここで大切なことは、採用や定着の課題の側らには、必ず組織のエンゲージメントの状態が寄り添っている……ということです。

エンゲージメントが低いと、採用にパワーをかけても、5人採用して6人辞めてしまうようなことになり、なかなか上手くいきません。

時間と手間暇をかけた仕組みや制度の成功も、高いエンゲージメントがあればこそ。

「 リタリーリクルーティング 」「 カムバック制度 」 、「 リファラルリクルーティング 」「 紹介制度 」 も、高いエンゲージメントのもとでこそ機能を発揮するチャネルですし、「 ソーシャルリクルーティング 」 のフェイスブックやツイッター、人事ブログ……等も、やはりエンゲージメントが高いほど、よりいっそう力強いチャネルになっています。

エンゲージメントを高めると、様々な課題解決のスキームの幅が劇的に広がる……。

変化する時代。採用活動の傍らで 「 組織風土 」 や 「 働く人たちと組織の関係性 」 という要因が、急速に重みを持ちはじめてきています。

◊ ◊ ◊

もちろん、採用環境の変化への対応は、これまでご案内した取り組みが全て……というわけではありません。

また、組織の状態によっては、ご案内した取り組みの中に上手くいくものと上手くいかないものもあるでしょう。

最善の取り組みは、組織によって異なる。

「 どんな組織にも通じるたった一つの正解 」 がないのが組織活性化の奥深いところ。

だからこそ、変化の時は、経営や人事を担う皆様の腕の見せ所です。

皆様の組織の未来が、ぜひわくわくする未来でありますように……。

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