アクトビジョン 人と組織の未来のために

変化への適応⑦-縁を広げる人材戦略

2015-10-20

経営やマネジメントを担う皆様をはじめ、採用や人事を担う皆様を応援するヒント集。

アクトナビの藤井です。毎々ご愛読頂き誠にありがとうございます。

前回「 縁を大切にする 」 人材戦略に続いて、今回は 「 縁を広げる 」 人材戦略のご案内です。

労働力人口が減少を続けている時代。

積極的に 「 縁を広げる 」 人材戦略……も、変化への適応の一つの形です。

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皆様の組織では、既存のアルバイト・パートさんからの 「 紹介 」 による採用チャネル……は活用されているでしょうか?

以前募集採用のヒントの項でも少しだけ触れましたが、自社や自店舗で働き、自社や自店舗を良く理解している既存のスタッフさんからの紹介は、強力な採用チャネルになります。

その仕事の適正、組織風土との相性なども含め、各スタッフさんとしても 「 自信のある 」 「 相応しい方を 」 紹介するケースがほとんどで、まさに 「 求める人物像 」 という人材と出会えることも多いものです。

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前回のご案内に並べるなら、こちらは最近、リファラルリクルーティングという名称で、

ソーシャルリクルーティング…フェイスブック、ツイッター等SNSを活用した採用手法

リタリーリクルーティング…自社の退職者、離職者とのネットワークを活用した採用手法

ダイレクトリクルーティング…経営層や採用担当者が自ら人材を探しアプローチする手法

などと共に、新たな採用活動チャネルとして急速に広がってきている手法。

このチャネルに一層の本気で取り組むなら、以前触れた 「 ワガコト採用とヒトゴト採用 」 の視界を取り入れることもお勧めで、

「 理念やビジョン 」 「 採用計画と将来構想 」 「 求める人物像 」 「 強みや魅力 」

等の共有により相乗効果が生まれ、

「 まるで、採用担当者が何倍にも増えたような…… 」

というお声を戴いたこともありました。

ただし、紹介の活用は一年を通し恒常化すると徐々に効果が薄れる特性があります。

大きな成果に繋げるコツは、漫然とした恒常化でなく、年に数回集中するイベント化。

紹介の活用で求人費を大幅に削減した企業様には、「 春の紹介キャンペーン 」 と称して、自社のビジョンと連動させた告知ポスターを制作したり、全体ミーティングの中で開催告知や表彰式を行ったりして頂きました。

学生層や主婦層を採用している組織なら、今はまさにベストタイミングの一つ。

学生は新学期に伴う新しい友人や後輩、主婦は子供の入園や入学に伴う新しいママ友など、新しい友人や知人が増える機会に満ちています。

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紹介チャネルの活用も、前回のご案内と同様で、紹介したくなる土壌が醸成されているかが大切なポイントになります。

人と組織と仕事の関係性が良好で、ひとり一人が充実し、やりがいや喜びを感じているからこそ大切な人に紹介したくなる。

人と組織と仕事の関係が良好な組織は、採用や定着の課題が減り、求人費も大幅に減る……というわけです。

効果的な採用をどうする……求人費の増加をどうする……と考えると解決されない課題が、互いの良好な関係性や自社で働く充実感、仕事のやりがいや喜びをどうする……と考えると解決される時代。

「 神は細部に宿る 」 と言いますが、変化に悩まされる組織と、変化の恩恵を享受する組織の違いは、ほんの小さな考え方の違いだけなのかもしれません。

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