アクトビジョン 人と組織の未来のために

アルバイト・パート採用の現状-就業構造の変化から

2015-09-04

ご案内しているアルバイト・パート採用を取り巻く現状。

今回は、時代の変化の中、多様化している就業構造について見ていきましょう。

変化する時代の中、多くの企業や組織でアルバイト・パートさんを含めた雇用形態の多様化が急速に進んできました。

こちらは企業やお店側の視点では、「 組織構造の変化・マネジメント体制の変化 」 として肌で実感されている方も多いことでしょう。

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上記は、アルバイト・パートさんを含めた非正規労働者数の推移。

この30年で、非正規雇用者の人口は3倍以上になり、その割合は15.3%から37.9%まで増大してきました。

この統計は、アルバイト・パートだけでなく、契約社員、派遣社員、嘱託などの雇用形態も内包。

その内訳は2013年、「 就業先がどんな呼称で呼んでいるか 」 を集計した内図のように、パートさんの割合が約49%、アルバイトさんの割合が約21%と、アルバイト・パートさんを合わせて約70%となっています。

このコラムの中では意図して 「 アルバイト・パート 」 の順序で表記を統一していますが、実はパートさんと呼ばれる人口がアルバイトさんと呼ばれる人口を大きく上回っている……ことも、ここで押さえておきましょう。

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「 これだけアルバイト・パートで働く人が増えているのに、なぜ求人倍率は高いまま? 」

前回までのご案内をお読み頂いている皆様の中には、このグラフから、そうお感じになる方もいらっしゃるかもしれません。
 
その背景の大きな要因のひとつとしては、非正規雇用の求人が 「 更に上回って 」 増加していることが挙げられます。

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上記は、パートタイムのみの 「 求人数 」 と 「 求職者数 」 の推移です。

ここ数年、アルバイト・パートの 「 求職者数 」 は、ほぼ横ばいか緩やかな減少傾向。

対してアルバイト・パートの 「 求人数 」 は、数年に渡って増加し続けています。

この結果アルバイト・パート就業人口も増え続けますが、有効求人倍率も上昇し続ける……というわけです。

 
「 では、正社員層の方が採用し易くなっている? 」

とお感じの方もいらっしゃるかもしれません。

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上記は、新規学卒者とパートタイムを除いた 「 求人数 」 と 「 求職者数 」 の推移。

「 求人数 」 は増え続けているけれど 「 求職者数 」 は減少し続けている……という状況は非正規雇用と同様で、「 求職者数 」 の減少傾向は更に顕著に表れています。

この5年で各企業からの 「 求人数 」 は約77万件から141万件に増加しているのに対し、「 求職者数 」 は約216万人から141万人に減少。

正社員層の採用も、企業や店舗にとって厳しい環境になっていることが映し出されます。

 
非正規雇用も正規雇用も 「 求職者数 」 が減少し続けている……。

この動きの 「 背景 」 を少しマクロの視界で見ていくと、採用や人事を担う皆様の多くは、改めて強い危機感を募らせます。

けれど、それは、採用や人事を担う立場として直視しなければならない現実……。

次回は、この点について、少し時間軸を広げ触れることに致しましょう。
 
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