アクトビジョン 人と組織の未来のために

ワオ!のある組織

2012-11-15

ご案内している 「 人が育つ組織 」 と 「 人が育ちにくい組織 」 。

人材育成の仕組みや仕掛けが 「 活かされる組織 」 と 「 活かされない組織 」 。

4つめにご紹介するのは、「 ワオ! 」 というキーワードです。

 
いきなりの 「 ワオ! 」 に、お読み頂いている皆様も 「 ワオ! 」 かもしれませんが、

良い意味での遊び 」 「 嬉しい! 」 「 楽しい! 」 「 面白い! 」

等を 「 働く場 」 や 「 ワークスタイル 」 に活用することが、時代の変化の中、人を育てる組織の特徴として急速に浮かび上がってきました。

たくさんの企業様にお伺いしていて感じるのが、最近、特に成長・発展している組織ほど、遊びの要素や面白さ、嬉しさや楽しさ……を、固定観念に縛られず、懐深く取り入れているという共通点です。

そういった企業様にお伺いすると、思わず 「 ワオ! 」 と感嘆してしまうことが度々。

「 ワオ! 」 のある企業様ほど人材も成長している……ことに気づかされます。

◊ ◊ ◊

例えばここ数年で企業規模が30倍以上に成長している、ある企業様との打ち合わせ。

案内された会議室の一角に、壁一面のホワイトボード、目にも鮮やかなクッションマットがタイル状に敷き詰められた床には、色とりどりのバランスボールやレゴブロック……というスペースがあり、私は思わず 「 ワオ! 」 と感嘆してしまいました。

皆バランスボールの上でゆらゆら。時折レゴブロックにも手を伸ばしながら、けれど同社の幹部会議の一幕だといいます。

「 肩肘張って、堅苦しい会議をしても良いアイデアは出てきませんから…… 」

と笑いながら社長様。

広いオフィスでは、移動用のセグウェイも活躍していました。

 
別の企業様では、「 青空会議 」 に参加させて戴いた折、思わず 「 ワオ! 」 が飛び出したことがあります。

空青く澄み渡る小春日和。

案内されたのはその企業様からほど近い、とても見晴らしの良い公園の芝生の上です。

そこは、まるでピクニックかお花見?と見まがうシチュエーション。

流石に昼からアルコール類はありませんが、芝生の上でお弁当やオードブルをつつきながらの会議です。

私だけがスーツ姿で浮いてしまい閉口しましたが、そこは本当に気持ちの良い空間。

青空の下、様々なアイデアが飛び出して、とても充実した会議になりました。

◊ ◊ ◊

こういった場面。

昔ながらの普通の組織では、就業中に不謹慎な……ということになるかもしれません。

けれど、大変化の時代、遊びや楽しさや面白さが発揮させる創造性……という人の持つ特性は科学的にも実証され、ここを理解して活用する組織が活性化しているのも事実です。

会議室にそれぞれ異なるテーマを設け、環境を変えることで発想を促すオフィスデザイン。

これまで常識とされてきた堅苦しい制約を取り払い、新しい発想で生まれた就業スタイル。

有名なGoogleの20%ルール、3Mの15%ルールなども、今でこそたくさんの組織が参考にしていますが、初めての出会いはやはり 「 ワオ! 」 と感じた一例のひとつでしょう。

私がお伺いしてきた企業様でも、例えば、

・就業中15分~20分程度の仮眠ができるスペースを活用している組織

・オフィスの中に畳敷きの和室や茶室を設け活用している組織

・働く人の志向や個性に合わせ、自由にオフィスのデコレーションを楽しんでいる組織

等、ワオ!のある「 場や空間を活用 」 している企業様、

・ダイバーシティやワークライフバランスのニーズに応え幅広い働き方を活用する組織
 ( 通常の勤務形態とは別に、社員でも短時間の勤務形態、ほぼ在宅の勤務形態があるなど )

・異業種交流会、社外勉強会などの社外ネットワーク拡大に費用支援する組織

等、ワオ!のある 「 制度や仕組みを活用 」 している企業様をはじめ、たくさんのワオ!に出会います。

 
これまでの堅苦しい固定観念に捕らわれない、程よい遊びや余裕のある場や仕組み。

嬉しい、楽しい、面白い……というエモーションが引き出す、人間の限りない可能性。

大きく変化する時代の中で、ワオ!と感じるほどの場やワークスタイルの広がりや工夫が、これからの人材育成の潮流のひとつになっています。

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