アクトビジョン 人と組織の未来のために

育て上手な人②有意味感・必要感

2012-09-20

ご案内している人材育成のコツ。

育て上手な人の3つのポイント。

今回は、有意味感・必要感についてご案内致しましょう。

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「 意味わかんな~い 」

「 それって必要? 」

「 意味ないじゃ~ん 」

電車の中。街角の交差点。コーヒーショップ。学校の学食……。
学生や若者たちの会話の中で、今日も上記のようなやりとりが聞こえてきます。

そんな彼ら彼女らも数年すると社会人。

今の若者たちは、何かがそこにあったり、何かを行ったりする場面で、その意味や必要感がとても重要な要素になっているのです。

「 有意味感・必要感 」 とは、その存在や行動、決定や指示・命令、時には仕事そのものの意味や意義、それをする理由・価値を理解し、納得し、時に共感しながら自発的に取り組む感覚のことです。

その仕事の意味や価値。我が部署が存在している理由や意義。
電話応対や名刺交換場面での礼儀や敬語やマナー等の理由や意義。

変化する時代。育て上手な人は、仕事を教える場面や仕事を依頼する場面等で、その意味や意義、必要性の背景を必ず一緒に添えています。

そうして、これらに対し「 理解→納得→共感→自発 」のステップを渡りきる。

昭和世代真っ盛りの方の中には、なんと手間暇がとお感じの方もいらっしゃるようですが、それが平成生まれの新人を育てる2つめのポイントです。

具体的には、

□コピーを依頼する場面で……

「 この資料、10部コピーして綴じておいて 」
だけでなく
○○社という大切なお客様への、プレゼンテーション資料として使うので
と目的や理由を添えてみる。

更に関係性の土台ができている方なら、コピーの後、

ありがとう。ばっちりだ。朝からバタバタしてたので、助かった。
これで◎◎さんも、○○社のプレゼンに関わった一人だね

と、小栗旬さんのように爽やかに添えても良いかもしれません。

□整理整頓を伝える場面で……

「 あちこちごちゃごちゃじゃないか!整理しなさい‼ 」
ではなく、
整理とは、必要なものと必要でないものを分け、必要でないものを捨てること
整頓とは、必要なものをすぐに誰でも取り出せるように、使いやすい置き場所を決めて、常に定物定置しておくこと
と整理整頓の本質を伝えてみる。

更に時間があるなら、理解→納得→共感→自発のステップへ、

「 モノを探す時間は、何の生産も生み出さず付加価値のない時間 」

「 整理整頓することで、モノを探す時間がゼロになる 」

「 だから、自分が整理整頓してないことで、一緒に働く人たちにモノを探させてしまうと、大切な人たちの時間や生産性を奪ってしまうことになるんだよ 」

「 その意味で共有スペースの整理整頓は、周りの人の大切な時間を尊重することなんだ 」

「 同じ意味で自分の周りの整理整頓は、自分自身の大切な時間や生産性を尊ぶことだよ 」

と、金八先生のように熱くその理由や意味・意義も添えてみても良いかもしれません。

次回は、「 自己選択感・自己決定感 」についてご案内致しましょう。

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