アクトビジョン 人と組織の未来のために

育て上手な人①自己効力感・有能感

2012-09-14

ご案内している人材育成のコツ。

育て上手な人の3つのポイント。

今回は、自己効力感・有能感についてご案内致しましょう。

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自己効力感・有能感とは、「 自分はできる 」「 自分にできそう 」という自分に対する自信のこと。

講演や研修の場では、かっこよく、self-efficacyと付け加えたりもしています。

最近、新入社員の3人に1人は3年以内に辞める……と言われますが、ここでよく話題になるのがこの自己効力感や有能感。

「 最近の新入社員は折れやすくて…… 」
「 最初はできなくて当たり前なのに、挫けやすくて…… 」
「 少しの失敗で辞めてしまった。叱っただけなのに辞めてしまった…… 」

という背景の理由の筆頭に、この自己効力感・有能感のもろさが挙げられています。

けれど、自己効力感・有能感は生まれ持った素質というわけではなく、経験や環境によって左右され形成されていくもの。

育て上手な人は、この自己効力感・有能感を大切に育みながら、人材育成に取り組んでいるわけです。

具体的には、

□褒めてほしい時に、褒める
□達成感、成長感、充実感を感じているときに共に喜ぶ
□ヒトを怒らず、コトを叱る
□おまえはだめだ…ではなく、この行動がだめだ
□君はかけがえのない存在…だから…私は悲しい

等、褒めてほしい時にしっかり褒める、達成感を感じている時一緒に喜ぶ、叱る場面では、新入社員という人そのものを主語に怒るのではなく、上司である自分の感情等を主語にし、その行動やプロセスを叱る。

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育て上手な人からは、いつも

「 あなたは一人の人間としてかけがえのない存在 」
「 あなたは共に仕事をするチームの一員 」

という揺るぎないスタンスが醸し出ています。
だから、育て上手な人の部署は人が辞めない。

更に人材育成の最も基本となる関わり……褒める・叱るが、まさに人を育てる関わり方になっている。
だから、人が育つ。

実際の育成場面では、他の2つのポイントと比較すると、本当にほんの少しの違いですが、これが平成生まれの新人を育てる最初のポイントです。

次回は、「 有意味感・必要感 」 についてご案内致しましょう。

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