アクトビジョン 人と組織の未来のために

面接力UPのコツ5 ファン化・同志化(モチベイト)⑤

2015-04-06

『 O・MO・TE・NA・SHI …… おもてなし 』

印象的な青いスカーフと最高の笑顔。

滝川クリステルさんがゼスチャーを交え、美しいフランス語に織込んだ“唯一の日本語”は、2013年の流行語大賞にも選ばれました。

昨年9月のオリンピック招致の最終プレゼンテーション。

セミナーなどで 前回 のご案内をする折、最近では、この日本チームのプレゼンテーションを引き合いにさせて戴くことが増えました。

自社の紹介をするステップで大切なのが、では 『 何を 』 『 どう 』 伝えるか……。

2020年東京オリンピックを引き寄せたあのプレゼンテーションには、そのヒントがたくさん鏤められている……というわけです。

 
ファン化・同志化 ( モチベイト ) を押し進める、自社の紹介のステップ。

まず応募者に 『 何を 』 を伝えるか……について押さえておきましょう。

これは、以前のご案内 「 採用広報力 」 に通じますが、端的に言うなら 『 自社の魅力 』 ということになるでしょう。

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ただし、それは 『 応募者から見て魅力と感じるもの 』 が中心でなければなりません。

更には『 応募者から見て知りたいこと、興味・関心のあること 』 を欠かさないこと。

この 『 応募者から見て…… 』 が 『 何 』 を伝えるかの大切なポイントです。

 
オリンピック招致で日本チームが伝えたものも、IOCの選考委員から見て、魅力だと感じ、知りたいことの玉手箱でした。

中でも面白かったのは、日本人にとってはごくあたりまえのことでも、IOC選考委員の方々には魅力だと映る切り口です。

治安が良い。安心安全。清潔。行き届いた交通網。時刻表通りの遅れない鉄道……。

東京で暮らす人たちには、これらは全てあたりまえのことかもしれません。

けれど、外国の方々の視点に立つと、これは他の国にない、とても魅力的な特徴として確かに浮かび上がってきます。

自分たちのあたりまえの中にある魅力……。

これは、採用活動を進める上でも、とても大切なところです。

 
自分たちにとってあたりまえだけれど、採用したい人材からは忽ち魅力に映る切り口。

『 何を 』 伝えるか……で、最も見逃されてしまいがちなのが、この切り口です。

けれど、そういったものこそ、応募者の心を強く引き付けます。

何でもないようなことが、幸せだったと思う……。

高橋ジョージさんの大ヒット曲ではないですが、ぜひ、そんな魅力をじっくりと抽出して、応募者に伝えていきましょう。

そういったものを再確認するからこそ、採用活動は、組織活性化へ繋がっていくのです。

 
ここで活用して頂きたいのが、採用広報力の項でご案内した 「 ポジショニング 」 です。

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採用広報の鍵となる 「 魅力要因 」「 採用USP 」 を明確にするステップ。

孫子の “ 彼を知り己を知れば百戦殆うからず ” にならったそれぞれの要因は、この段階でも大切に活かしたいアイテムです。

採用広報の工夫と同様、「 魅力要因や採用USP 」 の活用だけでなく、「 阻害要因 」 への対応も含めて、自社の何を伝えるか……の大きな素材になるでしょう。

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