アクトビジョン 人と組織の未来のために

面接者・評価者が注意する「誤りと偏り」④

2015-02-05

活性化する組織、進化発展を続ける企業創りの入り口である募集採用活動。

面接や採用を担う皆様をはじめ、人と組織のわくわくする未来を担う皆様を応援する 『 採用力 』 を高めるための連載コラム。

アクトナビの藤井です。
毎々ご愛読頂きありがとうございます。

 
ご案内している 面接力を高める 5つのポイント

4つめのコツ 評価・判断 ( ジャッジ ) に係わる 面接者が注意する誤りと偏り

前回 迄のご案内。皆様は、それぞれどんな場面を想い浮かべたでしょうか?

もちろん評価の誤りはこれだけに留まらず、例えば前回ご案内した 「 間隔誤差 」 と同じく、時間や期間が拘わるものに 「 近接誤差 ( 直近効果 ) 」 があったりします。
( 期末直後に査定会議がある組織では、「 期末効果 」 とも呼んでいました。 )

人の記憶は半年前のエピソードより、評価判断の直前のシーンの方が鮮明なものです。

『 評価時期の “ 直近の印象 ” が強く残って、評価全体に影響を与えてしまう 』

ことによる誤りですが、面接選考の場ではほとんど見かけず、年間や半年毎など一定の査定期間の後、人事考課や評価査定の場で発生しがちな評価誤差です。

 
さて、今回はこの 近接誤差直近効果 から、少しだけ寄り道の話になります。

昨年末、大いに盛り上がった 『 流行語大賞 』 の年間大賞の選出。

人事制度や評価に携わる方々との間で、この 『 流行語大賞 』 に絡み 近接誤差直近効果 が時折話題になっていました。

年初では 「 今でしょ! 」 が圧倒的でしたが、春から 「 じぇじぇじぇ 」 が勢いよく飛び出してきます。

そして夏には 「 倍返し 」 の大旋風。秋には2020年の東京オリンピックの招致決定と伴に 「 お・も・て・な・し 」 の急浮上です。

先行の林先生もドキドキだったかもしれませんが、巷は其処彼処でハラハラです。

「 “ 近接誤差 ” を起こさなければ、『 今でしょ! 』 で、決まりでしょ! 」

「 いやいや、今の日本で “ 直近効果 ” は侮れない。

 『 じぇじぇじぇ 』 と 『 倍返し 』 と 『 お・も・て・な・し 』

 この三つの、み・つ・ど・も・え……だぁぁぁ 」

人事や評価制度に携わる方々と、一献酌み交わしながら処々でそんな会話をしていたのですが、『 流行語大賞 』 の選考委員会は流石でした。

「 評価誤差 」 を一切起こすことなく、四つ全てを年間大賞に選出!

これは今後、考課や評価を担う方々の、良いモデルになるかもしれませんね……。

 
次回は、面接者・評価者が注意する 「 誤りと偏り 」 ……陥りやすい 「 偏り 」 に進んでいきましょう。

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