アクトビジョン 人と組織の未来のために

面接力UPのコツ4 評価・判断(ジャッジ)⑤

2014-12-15

組織活性、発展する組織創りの入り口……人材採用。

人事や募集採用活動を担う皆様をはじめ、人と組織のわくわくする未来を担う皆様を応援する 「 採用力 」 を高めるためのヒント集。

アクトナビの藤井です。
毎々ご愛読戴きありがとうございます。

 
ご案内している 面接力を高める5つのコツ 。

その4つめのポイント 評価・判断 ( ジャッジ ) 。

ここまでご案内のように、目的と目標 を再確認し、判定の正誤や見極めへの気負いを超えた 組織創りの当事者としての姿勢 を整えたら、いよいよ具体的な評価・判断 ( ジャッジ ) の場です。

ここで大切になるのが、冒頭ご案内した図 で三角形に並ぶ 「 規準と基準 」 「 情報と材料 」 「 プロセスとロジック 」 の3つの要素。

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この3つの要素は、面接選考に限らず、大小様々な評価・判断の場で意志決定を左右するものでもあります。

順にご案内していきましょう。

 
「 規準と基準 」 とは、どんな観点を選考規準とし、評価する基準値をどこにおくのか……という、いわば評価・判断のモノサシです。

「 規準 」 と 「 基準 」 の違いについてはご質問の多いところですが、どういった観点で評価・判断するのか……いわばモノサシの種類が 「 規準 」 、その観点がどんな状態であることがどんな評価になるのか……いわばモノサシの目盛や目安とする値が 「 基準 」 です。

先日のセミナーでは、配布させて戴いたレジメ ( 書類 ) を会場の皆様に見えるように掲げ、

「 例えばですが、これが良いものなのかどうかを判断する観点は、“ 枚数 ” なのか “ 重さ ” なのか、あるいは “ 紙の質 ” なのか “ 印刷の美しさ ” なのか……を決めるのが “ 規準 ” 」

「 そして、例えばですが、“ 枚数 ” を規準とした場合、それを2枚単位で分け、4枚以下は不合格、6枚以上は合格、8枚以上なら特別に優秀なので処遇を上げてでも合格……と評価・判断するこの値が “ 基準 ” です 」

とご説明させて頂き、

「 ん、このレジメは12枚ありますから、とびきり優秀だと評価・判断できますね!!  」

「 皆様は、今、とても価値のあるレジメをお持ちです! おめでとうございます!!  」

と繋げて会場全体が笑いに包まれたことがありました。

 
この話はその後、ではこういったレジメのより良い評価基準、判断基準とは? を題材の一例として更に進みます。

セミナーなどで配布されるレジメの評価・判断……。

皆様は、何を基に考えるでしょう。

「 枚数 」 なのか、「 重さ 」 なのか。

あるいは、縦横の 「 長さ 」 なのか、それとも 「 紙の質 」 や 「 印刷の美しさ 」 なのか……。

そう繋げると、会場の皆様は想い想いに首を横に振ったり、怪訝な表情をされたりします。

ここでご案内したいのは、その評価・判断のために使うモノサシを間違えてしまうと、自分たちにとって価値あるものが見極められなくなるという感覚です。

人材採用や面接選考においても、同じ状況でお困りのケースは意外に多いのです。

 
もちろん、こういったレジメの判断規準・評価基準は、枚数でも紙の質でもありません。

それは、紛れもなく内容であり、書かれている内容が来場頂いた方々のお役に立てるものかどうか……です。

評価・判断の場面では、使うモノサシを間違えてしまうと、自分たちにとって価値あるものが見極められなくなる。

より良い評価・判断には、的確な種類のモノサシと、目安となる値が不可欠……。

この感覚は、人材採用活動や面接選考においても、とても大切な感覚です。

ご案内の例で言えば、それは 「 枚数 」 でも 「 重さ 」 でも 「 紙の質や印刷の美しさ 」 でもなく、「 セミナーにお越し頂いた皆様の役に立つものかどうか 」 です。

募集採用活動、面接選考での評価・判断においても、これにあたるものを見出しておくことが、明哲な評価・判断に繋がるというわけです。
 
 
それでは、人材採用や面接選考では、何を規準におき、どんな基準で考えれば良いのでしょう。

その詳細は……少し長くなりましたので、次回に譲ることに致しましょう。

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