アクトビジョン 人と組織の未来のために

面接力UPのコツ3 取材・観察(インタビュー)⑤

2014-10-20

組織活性化、最高のチーム創りの入り口である募集採用。
かけがえのない人の成長と、大切な組織の活性化を、心から応援する連載コラム。

アクトナビの藤井です。
毎々ご愛読頂きありがとうございます。

 
ご紹介している 面接力を高める5つのコツ

その3つめのポイント 取材・観察 ( インタビュー )

 
前回 は、インタビューを更に深める視点としての 実行計画の8ステップ や G-PDCA 
その視点から形成される “ 質問階層 ” についてご案内致しました。

ここはセミナーなどでもご質問が多いところ。
少し頁を割き、補足しておきましょう。

 
まず戴くのが “ 質問階層 ” についてです。

幾つかの質問ストーリーやインタビュー経路というのは分かるけれど、それがなぜ “ 階層 ” なのか……。

まして、この言葉を聞いただけだと、シツモンカイソウ? ……昆布や若布の仲間??
と、確かにちょっと聞きなれない言葉でもあります。

 
分かり易く例を取り上げて、ご説明致しましょう。

以前のコラム 『 面接力UPのコツ1 歓迎・認知 』 の項の中でご案内した “ 3つの質問 ” を覚えていらっしゃるでしょうか。

ちょっとシンプルな構造ですが、この “ 3つの質問 ” を取り上げます。

最初の質問は、こうでした。

「 これまで皆様が受けた歓迎で、最も印象深いお出迎え、心に残った応対……
 皆様自身が思い出すそんなシーンを、想い返しイメージしてみてください……
 ( どんなシーンが浮かんできますか? ) 」

そして2つめはこんな質問です。

「そのとき、どんな印象を受け、どんな気持ちになりましたか?」

3つめの質問は……。

「そんな印象を受け、そんな気持ちになったのは、
  その歓迎やお出迎えの、どんな点からでしょうか?」

 
この3つの質問は、面接において 「 歓迎・認知 ( ウエルカム ) 力 」 を高めるための具体策を導いて頂く……ことを意図しています。

“ 既存の具体策の事例 ” を持ち帰って頂くだけでなく、各社・各組織に合う “ 具体策を生み出す考え方 ” も持ち帰って頂きたいという意図です。

最終的に抽出したいのは、3つめの質問の 「 どんな点? 」 への答え。

けれど、3つめの質問には 「 そんな印象 」 「 そんな気持ち 」 「 その歓迎やお出迎え 」 とあり、この質問は一足飛びに成り立ちません。

3つめの質問をするためには2つめの質問。
2つめの質問をするためには1つめの質問が必要なのです。

 
これは例えれば3階建ての建物に似ています。

3階は2階がなければ成り立ちませんし、2階にも1階が必要です。

3階層めの質問には、2階層めの質問が必要・・・
2階層めの質問には、1階層めの質問が必要・・・

これが “ 質問階層 ” を “ 階層 ” と表現する理由です。

インタビューで予めイメージしておく質問ストーリーは、このような “ 階層 ” の形で準備しておくことがポイント。

そこで、聞き慣れない言葉ですが、あえて “ 質問階層 ” と呼びご紹介しています。

この例の場合、“ 質問階層 ” は3階層です。

まず1階部分にあたる質問をし、その1階の答えをもとに2階部分。
そして、1階と2階の答えをもとに3階部分……という組み立て方になっています。

 
繰り返しますが、“ 質問階層 ” は、いわばインタビューの地図や羅針盤です。

インタビューにあたって、幾つかの質問ストーリーをイメージし、応募者の答えによって、それを修正したり広げたりしながら進めるわけです。

面接はより機能的なものになり、限られた時間の中でも、応募者をより深く理解できるようになります。

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