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面接力UPのコツ3 取材・観察(インタビュー)②

2014-10-06

組織活性化、最高のチーム創りの入り口である募集・採用活動。
人材採用を担う皆様をはじめ、面接を担う全ての方々にお贈りするヒント集。
 
アクトナビの藤井です。
毎々ご愛読頂きありがとうございます。

 
ご紹介している 面接力を高める5つのコツ

3つめのコツ 『 取材・観察 ( インタビュー力 ) 』 を支える 質問 ・ 傾聴 ・ 感知

前回からの 「 質問 」 の側面についてのご案内を続けましょう。

 
前回 は、『 取材・観察 ( インタビュー ) 』 では、以前ご紹介した 『 求める人物像 』 がとても大切な役割を果たすということをお伝えしました。

応募者にどんな質問をして、応募者の何を見極めれば良いのか。

それは、自分達でじっくりと抽出し、自分達でつぶさに設定した 『 求める人物像 』 の先にこそある……。

 
とはいえ……です。

例えば 『 向上心や自主性のある方 』 という人材要件を設定したからと、

「 あなたは、向上心や自主性がありますか? 」

と、そのまま質問をしても、決して良い面接にはならないでしょう。

「 いえいえ、私は昔から向上心だけはなくて……本当に困っていまして…… 」

という応募者にはお会いしたことがありませんし、逆に、向上心がある自主性があるとお応え頂いたとしても、それだけで本当のところが見えるものでもありません。

では、どう質問をして、どう取材・観察を進めれば本当のところが見えるのでしょう?

 
ここでご紹介しておきたいのが 面接選考における 『 2×4の質問 』 です。

面接を担当することになったら、まずは押さえておきたい質問のスキルの基本。

面接における質問のスキルには多様なものがありますが、まずはこの6つの質問を組み合わせ、様々に展開していくだけでも 『 取材・観察力 ( インタビュー力 ) 』 はみるみる向上していきます。

最初の 『 クローズドクエスチョン 』 は、「 YES ・ NO 」 や 「 数字 」 など、答えが制限される質問のことです。

「 お住まいの最寄り駅は、〇〇駅ですか? 」

「 面接を受けるのは、何度めですか?」

より深い、核心を掴んでいくインタビューにはあまり向きませんが、応募者も答え易く、短い言葉でリズム良くやりとりできるので、応募者の緊張をときほぐす場面や会話を弾ませたい時などでとても有効です。

対して 『 オープンクエスチョン 』 は、質問された応募者が自由に考え、自由に答えられる質問です。

「 当社を志望した動機は何ですか? 」

「 学生時代に最も力を注いだのは、どんなことですか? 」

When いつ、Where  どこで、Who 誰が、What 何を、Why なぜ、How どのように などと組み合わせて活用していくとより効果的で、全体をより明確にしていきたい、より深いところを掴みたい場面での強い味方になってくれます。

 
この2つは、どう質問するか……という質問方法の違いですが、続く4つは、「 何を質問するか 」 「 何のために質問するか 」 ……という質問目的の違いです。

応募者の体験や出来事、エピソードやシーンなどを訊いていく 『 事実を知る質問 』

その時どう考えたのかやどう感じたか、〇〇についてはどう思うのかなどを訊いていく 『 考え方や想いを知る質問 』

それらをもう一度確認し、情報を確かなものにする 『 確認のための質問 』

そして、なぜ?どうして?と、理由や背景を更に 『 掘り下げる質問 』

『 取材・観察 ( インタビュー ) 』 の場面で、応募者の本当の姿を見ていくためには、この6つの質問を組み合わせ、様々に展開させて進めることが有効です。

面接の時間は限られています。

面接力の高い方々は、その限られた時間の中で、よりたくさんの情報を引き出し、応募者を 『 構造的 ・ 多面的 』 に理解して、この後の評価・判断 ( ジャッジ ) を
確かなものにしています。

その共通点となるのが、この 『 2×4の質問 』 を上手く使いこなしているところ。

2×4の質問を組み合わせ、様々に展開して、応募者を 『 点や線 』 だけでなく 『 構造的 ・ 多面的 』 に理解する

その意味では、住宅建築で広く普及している 「 2×4工法 」 とも通じるところがあり、この工法をご存知の方は擬えて戴いても覚えやすいかもしれません。

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