アクトビジョン 人と組織の未来のために

面接力UPのコツ2 共感・交流(コミュニケーション)②

2014-09-16

組織活性化、最高のチーム創りの入り口となる人材採用。
自社や自組織の大きな資産ともなる 『 採用力 』 を高めるためのヒント集。

アクトナビの藤井です。
毎々ご愛読頂きありがとうございます。

ご紹介している 面接力を高める5つのコツ

その2つめのポイント 『 共感・交流力 ( コミュニケーション力 ) 』 について、ご案内を続けましょう。

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前回 ご紹介したラポール。

親密な心と心が通い合う状態。
互いに心の扉を開いた、和やかで打ち解けた関係。

ラポールを築く具体的な点も含め、共感・交流 ( コミュニケーション ) の段階では、次のようなことも整理しておきたいポイントになります。

①会話の弾む打ち解けられる話題を選ぶ ( 話題提供法・共通広場法 )

・応募者にとって話しやすい話題、当たり障りのない話題から入る。

・応募者との共通の話題や、互いに興味関心のある話題を選ぶ。

②会話のリズム、流れを大切にする ( YES AND 法・同意加算法 )

・応募者の話をいきなり遮ったり、否定的な受け答えをしない。

・応募者の動作や言葉、話すリズムやペースにあわせて会話を進める。

・応募者の方に、たくさん話してもらうようにする。

③応募者の話をしっかり受け止め、言葉以外のメッセージを読み取る ( 傾聴力・感知力 )

・応募者の話は、頷く、相づちを打つなど、身振り手振りや 「 なるほど 」 「 それは素晴らしいですね 」 などの言葉で、 “ しっかり受け止めていることを示しながら ” 聴く。

・表情やしぐさ、口調や声のトーンの変化などから、応募者の言葉に出ないメッセージを読み取り、サインが出てきたら次の段階に進んでゆく。

如何でしょう。

互いに興味関心がある話題、話をしていて楽しい話題は、自然と打ち解けた場を創り、会話を弾ませてくれるもの。

『 共感・交流 ( コミュニケーション ) 』 の段階では、まずは会話を弾ませていくことを意識して進めてゆくと良いでしょう。

この時点では、いきなり応募者の話を遮ったり、否定的な受け答えをしないこともポイント。

この後ご案内する 『 取材・観察 ( インタビュー ) 』 までは、応募者の心の扉を開いていく段階です。

心地よい会話であることが大切なのです。

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一方で、会話を弾ませると聞くと、話の上手い饒舌な面接担当者をイメージする方もいらっしゃるかもしれません。

しかし面接力の高い方々は、もっぱら応募者に多く話してもらうようにしていて、自らは聴き手に回っている場面の方が多いものです。

それでも会話が弾んでゆくのは、“ 聞く ” ではなく “ 聴く ” 姿勢や態度、応募者のリズムやペースに合わせて受け答えをしているところがポイントです。

相づちを打つ、頷くなどの他、しっかり話を受け止めているよ……ということを、表情や身振り手振りでわかり易く示しながら聴いていく。

そうして応募者の話すリズムやペースに合わせ、
「 なるほど 」 「 それは素晴らしいですね 」 「 それはよくわかりますよ 」
などと心地よく受け答えを返していく。

根底にあるのは、面接を担う自分自身が、身構えず大きく扉を開いている状態です。

そういった方とお会いして、なんだかいつもより気持ちよく饒舌に話していた……。
そんなご経験は、きっと皆様もお持ちのことでしょう。

そうして会話を弾ませていきながら、次の 『 取材・観察 ( インタビュー ) 』 へのタイミングを計るわけですが、ここでは 「 言葉に出ない応募者の変化 」 に注意です。

表情、動作、口調、声の変化等から、応募者の心の動きや感情の変化を感じ取り、心の扉が大きく開いてきたら 『 取材・観察 ( インタビュー ) 』 に進みましょう。

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ここで忘れてはならないのが 面接前の 「 事前準備 」 や 「 予習 」 です。

皆様は、面接での応募者との対面、どんな第一声を掛けているでしょう。

面接力が高いと感じる方々の共通点は、この第一声からの話題が、ある程度 「 事前準備 」 や 「 面接前の予習 」 に基づいたものであるということです。

冒頭、互いに興味関心のある話題……とご案内しましたが、初対面での会話です。

事前準備もないままでは、何を話して良いのかなかなか解るものではありません。

また、応募者の名前を呼びかけながら……と、これまで繰り返ししてきたご案内も、うる覚えのまま面接に入り、名前を呼ぶ度に毎回書類で確認しているようでは、さすがに応募者も興醒めしてしまいますよね。

応募受付シートや事前書類等をしっかり読み込み、応募者の名前や属性はもちろん、第一声からの話題をある程度シュミレーションして面接に臨む。

私もこれまで本当に数多くの方々を面接してきましたが、事前書類にバイクやツーリング、ギターやバンド、富士山……などの記載があった面接は、なんだか自然に会話が弾み、毎回とても充実した面接、密度の濃い面接になっています。

面接をより良いもの、より密度の濃いものに変える面接前の準備や予習。

これは、ラポールを深め、親密な関係性を築くためだけでなく、この後の 『 取材・観察 ( インタビュー ) 』 でも大きな力を発揮しますので、ぜひ時間を取って戴くことをお勧めしています。

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