アクトビジョン 人と組織の未来のために

コーディネーター機能①

2012-07-13

組織マネジメントを担う皆様をはじめ、人材育成を担うすべての皆様を応援する
活性化する組織創りのための 「 人材育成 」 のヒント集。

アクトナビの藤井です。毎々ご愛読頂きありがとうございます。

 
人材育成5つの基本機能

モチベーター機能 に続く2つめは、コーディネーター機能 」 のご案内です。

 
コーディネーター。

この言葉からは、ツアーコーディネーター、ファッションコーディネーター、インテリアコーディネーター、フードコーディネーター、カラーコーディネーター……などを想い浮かべる方もいらっしいゃるかもしれません。

例えば、一人っきりで、全く知らない国に初めて行く海外旅行。

なんだか不安で、どこで何をどうしたら……と、心細くなってしまいそうです。

しかし、そこに 「 ツアーコーディネーター 」 さんが現れたなら、如何でしょう。

なんだか急に心強くなり、楽しく充実した素敵な旅行になるイメージが湧いてきます。

「 ファッションコーディネーター 」 さんも同じですし、「 インテリアコーディネーター 」 さん、「 フードコーディネーター 」 さんも同様でしょう。

それぞれの分野での知識と経験に裏付けられた分析と判断でされる、様々な提案。

先回りして準備し、調整しておいてくれることで、それぞれが最も理想的なものに近づいていきます。

 
コーディネートという言葉を辞書で改めて確認すると、

「 調和するように組み合わせたり、調整したりし、全体を整えること 」

「 運営、進行がスムーズにいくように調整し、整えること 」

と出ています。

この機能は、育成場面でも、とても大切な機能になります。

 
またまた私のリクルート時代の話で恐縮ですが、コーディネーター機能と聞いて思い出す、今も感謝している新人時代の経験があります。

入社して数ヶ月経った頃、当時の上司から

「 お客様への 『 コミュニケーションブック 』 を創るプロジェクトが立ち上がるんだけど、藤井やってみない? 」

と声を掛けられました。

来期から新しく、お客様向けのサービス向上ツールとして情報冊子を数千部定期配布する。その冊子の編集委員にならないか……というのです。

当時6つあった営業部から各2~3名づつの選出。

もちろん、主業務である企画営業職も全うした上での仕事です。

どうやら入社1年未満の選出は私だけ。

後から知ったのですが、当時の上司は、入社数ヶ月でそこそこ仕事を覚え、卒なく仕事をこなすようになった私に、ちょっと早いけれど更なる仕事の奥深さを体験させたい……という狙いがあったようです。

それに、藤井はテーマに沿って文章を書くの大好きでしょ……と、完全に私の特性を見抜いた上での選出。

お陰さまで、私は、それまでご一緒する機会のなかった各営業部選りすぐりの先輩社員とのたくさんのご縁も戴き、媒体の企画営業をするだけでなく人事制度や組織活性について情報を発信する場も戴き、早いタイミングで仕事の時間的、空間的な感覚を広げる機会を戴きました。

 
例えば、こういった上司の動きは、育成の側面から見ると、まさしくコーディネーター機能のひとつです。

この段階は習得したから、そろそろ次のテーマ……

◎◎が得意だから、この役割で……

相互の化学反応を狙って、あの部署の彼と一緒に仕事をさせたら……

など、人材育成を進める立場として、成長段階に合わせたり、得意・不得意や傾向・タイプを見抜いて、与える 「 課題 」 や 「 業務 」 や 「 役割 」 や 「 組み合わせ 」 や 「 タイミング 」 をコーディネートしていくわけです。

《 コラム一覧はこちら 》《 コラムアーカイブスはこちら 》

←「モチベーター機能」前章へ

ページ上部へ戻る