アクトビジョン 人と組織の未来のために

モチベーター機能③ モチベーション3×3のポイント

2012-06-20

かけがえのない人たちと、この大切な組織をもっと活き活き進化・発展させたい……。
そんな熱い想いの皆様を、心から応援する連載コラム。

アクトナビの藤井です。毎々ご愛読頂きありがとうございます。

 
組織活性化、成長発展する企業創りのための 「 人材育成 」 のヒント集。

人材育成5つの基本機能 の1つめ、モチベーター機能

ご紹介の 『 現在 』 『 人 』 『 未来 』 ~ ♪♪♪ からのアプローチ。

前回に続いて 『 人 ( 仲間 ) 』 についてご案内致しましょう。

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『 人は信頼する人や、励ましあえる仲間と一緒にやっているなら、頑張れる 』

前回 ご紹介した 『 未来 』 からのアプローチも、この後ご紹介する 『 現在 』 からのアプローチも、結局はこの 『 人 』 の存在がなければ為すことはできません。

この 『 人 ( 仲間 ) 』 からのアプローチの3つのポイントは、「 コミュニケーション 」 「 チームワーク 」 「 リーダーシップ 」 になります。

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「 コミュニケーション 」 は、育成される立場の新しい人材を組織に受け入れ、相互理解を深め、組織としての揺ぎない 「 関係性の土台 」 創りに欠かせません。

なんだか育成メンバーと育成担当者がギクシャクしていたり、組織全体がギスギスしていると感じられる場合、日々のコミュニケーションに課題を抱えていることが多いものです。

人が育つ組織の人たちのコミュニケーションに共通していることで、特に押さえておきたいのは、その根底に確固たる 「 肯定的視界 」 があり、「 相互理解・相互尊重 」 の状態が揺るぎない……というところです。

そのベースがありますから、叱る場面や悪い点を伝える場面でも、しっかりとプラスの効果を定着させていきますし、褒める場面やねぎらう場面、良い点を伝える場面ではなおさら。

褒めたり、認めたり、ねぎらったりすることが真っ直ぐ届く。

本気で叱ることが真っ直ぐ届く。

これは人材育成にとって必須の要素なのですが、意外に見落としていたり、目をつぶったまま無理やり進めている組織も少なくないようです。

この必須の要素をしっかり踏まえるためにも、「 肯定的視界 」 「 相互理解・相互尊重 」 をベースとした、日々の円滑なコミュニケーションは欠かせません。

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「 チームワーク 」は、互いの協力や補完による相互作用で組織のエネルギーを増幅させ、「 組織全体の力 」 が 「 ひとり一人の力の総和 」 を超える状態へ導くもの。

もう一方で、この要素が持つ 「 メンバー自らの役割を全うするエネルギーを生み出す 」 という側面は、意外に見逃されがちかもしれません。

苦しい場面、挫けそうな場面、チーム皆の顔を思い浮かべ改めて気持ちが奮い立った……。

そんなご経験はきっと皆様もお持ちのことでしょう。

人が育つ組織やチームの共通要素は、少し先の項で別に5つほど取り上げご案内しますが、この項目に関して押さえておきたいのは、「 共通する目標の浸透 」 「 個々の明確な役割 」 「 一体感と結束力 」 「 協力体制と相互補完 」 になります。

ひとつの目標に向って、個々が明確な役割を全うしている。

個々が明確な役割を全うしているけれど、一人じゃない。

一人じゃないけれど、依存しあっているわけではない。
( 所謂 “ 仲良し倶楽部 ” とは逆の状態ですね。 )

その先にあるのは、有名な 『 one  for  all ‚ all  for  one 』 の精神に通じるところであり、達成の喜びや苦労を皆で分かち合える……という組織ならではの冥利です。

分かち合えるからこそ、更に貢献したくなり、更に成長したくなる……。

健全なチームを創り、同じ目標に向って一体となって取り組むことは、育成するメンバーのハートを熱く燃え上がらせることにも繋がるのです。

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そして最後の、育成担当者や育成責任者の 「 リーダーシップ 」 も欠かせない要素です。

この要素のベースは、この後ご案内する 「 ロールモデル機能 」 と重なる部分も大切な働きをします。

その他、ここでは組織全体へ向けるというより人材育成に向けた視点で、

「 的確な方向性を明快に示し続けられること 」

 「 メンバーの成長に対する責任感と当事者意識 」

「 育成計画や指導する力も含め、成長をマネージする力 」

等を押さえておきましょう。

ほんの数年の間にもかかわらず、明治維新の礎となる多くの人材を育てた吉田松陰。

ヤクルトや楽天をはじめ、プロ野球史に残る多くの人材を育てた野村元監督。

この機能を発揮した優れた方々は人材育成の達人となり、更にたくさんのことを教えてくれていますね。

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