アクトビジョン 人と組織の未来のために

プロとアマチュアの違い

2012-02-10

共に働くかけがえのない人たちと、大切な組織をもっと成長・発展させたい。
そんな熱い想いの皆様を心から応援する、人材育成のヒント集。

アクトナビの藤井です。毎々お読みいただきありがとうございます。

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知識やスキルの習得の前に大切な、共通する仕事観や価値観を育むというステップ。

前回までの流れの中、プロとアマチュアの違いも、よく活用される題材のひとつです。

『 プロとアマチュアの大きな違いは何でしょう? 』

この題材でのディスカッションも、毎回、活発に様々な意見が出されます。

「 一流の知識やスキルを持ち、更に真摯に高みを目指し続けている人がプロ。
  それに及ばない人がアマチュア 」

「 アマチュアは頑張っている、努力していることでも認められる。
  プロはいくら努力しても、しっかり結果や成果を出さないと認められない 」

「 人の感動や満足を創りだす行動をするのがプロ。
  自分の感動や満足を創りだす行動をするのがアマチュア 」

「 自分の充足のためにお金を払っている人がアマチュア。
  人を充足させてお金を稼いでいる人がプロ 」

「 プロにはたくさんのお客様やファンが存在し、信頼への責任が伴う。
  アマチュアは自己完結なので、言い訳もできるし、手も抜ける 」

これまで新入社員研修の度に、何度となくこの題材でディスカッションをして頂きましたが、ここで出される意見は、大きく分けると次の5つの視点に集約されます。

① 保有する 「 能力や力量 」「 あり方や行動特性 」 についての視点

② 「 成果や貢献 」 と 「 そこまでのプロセス 」 の視点

③ 価値や貢献を提供する 「 顧客やファン 」 の存在の視点

④ その顧客やファンへの価値提供や貢献に対する 「 対価や報酬 」 の視点

⑤ それはギャランティとも呼ばれ 「 大いなる責任や約束 」 が伴うという視点

ディスカッションを進めながらホワイトボードに書き込まれていく

能力 あり方 顧客 ファン 成果 貢献 価値提供 ギャランティ 責任

……などのキーワード。

ある程度意見が出されたところで、

『  皆さんも入社した瞬間から、間違いなく何かのプロになったわけですが……  』

などと添えると、自分たちで抽出したキーワードながら、ひとり一人の顔がみるみる引き締まってゆくのが伝わってきます。

一流の知識やスキルを持ち、更に真摯に高みを目指し続ける人

努力することを求められるのではなく、貢献という名の結果や成果を求められる人

たくさんの顧客やファンが存在し、感動や満足を提供する人

顧客やファンへの価値提供や貢献に対し、相応の対価や報酬を得られる人

ただしそれはギャランティとも呼ばれ 「 大いなる責任や約束 」 が伴う……

広い意味で、「 はたらく 」 ことは何かしらのプロになるということです。

自分たちの中にある 「 プロというものの要諦 」 と改めて向き合うことは、自分自身の中にある 「 社会人の本質 」 と向き合うことに繋がるわけです。

それは多くの場合、これまで学生だった新入社員に、はたらくことへの覚悟を伴わせます。

ただし新入社員研修では、覚悟だけで留めてしまっては片手落ち。

この題材には必ず組み合わせるもう一つの題材があるのですが、ここは、次回に譲ることに致しましょう。

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