アクトビジョン 人と組織の未来のために

より良く 「 はたらく 」 ための贈り物

2012-02-06

「 何のために働くのか 」 は、「 何のために生まれてきたのか 」 に似ています……。 

毎春の新入社員研修では、時折、そんな声が飛び出すこともあります。

リクルートの人材事業では、

「 仕事が楽しいと人生が楽しい 」

というキャッチコピーでコマーシャルメッセージを送っていたことがありました。

確かに、仕事が楽しいと毎日が楽しい。幸せに働くことは人生全体の幸せに繋がっている。

仕事と人生。

何のために働くのかと、何のために生まれてきたのか。

この話題は流石に濃密な時間を引き寄せます。

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ここで良く題材にするのが、「 Gift 」 という英単語です。

前回 は日本語圏の祖先が主役でしたが、今回は英語圏の人たちの祖先が主役です。

「 Gift 」 という言葉は贈り物の意でよく使われますが 「 才能 」 「 天分 」 、少し拡大して 「 長所 」 という意でも使われているのはご存知でしょうか。

手元にあった和英辞典で 「 才能 」 という言葉を引くと、そこには、abilitycapabilitycapacitytalent …… などと共に確かに「 gift 」という言葉が載っています。 

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「 才能 」は、生まれるとき、それぞれに贈られた「 Gift 」 …… 贈り物。

敬虔なキリスト教徒でもある英語圏の祖先たちは、 「 才能 」 や 「 長所 」 を、幸せになるための神様からの贈り物……と捉えたのかもしれません。

より良く生きるために使いなさい。

その役割を果たすために使いなさい。

為すべき役割を果たすため生まれ出ようとするあなたに贈ります……。

なんだかそんなメッセージが聞こえてきそうです。

英語圏の人たちの価値観に学ぶなら、それは、この世に生まれ、それぞれ担う役割や果たすべき使命のようなものと繋がっているようです。

この 「 Gift 」 を使いこなすことが、より世の中の役に立つ……より幸せに働く……ことに繋がる。

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人が皆なにか役割をもって生まれるとするなら、

その役割を果たすための神様からの贈り物が「 才能 」や 「 長所 」

というわけです。

ここで、研修の流れによって、新入社員それぞれの、互いの 「 才能や長所探し 」 の時間を挟んでみます。

何のために生まれてきたのか……は、新入社員研修では流石に濃密すぎる題材ですが、

○○さんには、◎◎という才能や長所がある。それをどう仕事や社会に役立てたら良い?

と置き換えると、「 何のために働く 」 「 どう働く 」 と同様に考えることができます。

「 何のために働くのか 」 と 「 何のために生まれたのか 」 は、確かに良く似ていますが、そのヒントは、自分が得意なもの、自分の長所、一生懸命やっていても疲れを感じないものの先にあるというわけです。

この世に生まれ、為すべき役割を果たすための「 Gift 」

それを引出しにしまいこんだまま忘れてしまうことのないように。

そして、これから為すべき役割をしっかりと果たせるようになるように。

新入社員という熱い時期に、自分はどんな贈り物をもらっていて、どう使いこなすことがより良く働く……より良く生きる……ことなのか、深く向き合う時間になります。

自分の才能や長所をこれでもか!と活かしていくことが、より良く働くこと。

そして、より良く働くことはより良く生きることに繋がる。

その先には、Dream、Hope、Ambition、Vision……。

新入社員たちの心の中で、未来への 「 夢 」 や 「 希望 」 や 「 目標 」 や 「 志 」 ……が大きく広がっていきます。 

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