アクトビジョン 人と組織の未来のために

OJT と Off-JT ② 組み合わせて強みを活かす

2011-12-05

人事や組織マネジメントを担う皆様をはじめ、人と組織を成長・発展させたい……
そんな熱い想いの皆様を、更に熱い想いで応援する人材育成のヒント集。

アクトナビの藤井です。毎々お読み頂きありがとうございます。

 
前回からご案内している OJT と Off-JT

それぞれには、長所と短所、得意分野と不得意分野があります。

簡単に整理しておきましょう。

 OJT_Off-JT_02

OJTとOff-JTはどちらが良いのでしょう?

というご質問をよく頂きますが、この2つは、どちらが良い、どちらが上位……ではなく、それぞれの強みを活かし、組み合わせることで真価を発揮します。

OJTは日常業務の中で指導育成ができますから、

すぐできる、手軽にできる、繰り返し継続してできる、実務に即してできる、ひとり一人に合わせ細やかにできる、成果が見え易い……等の長所

がある反面、

指導者の力量に左右される、業務からかけ離れた領域は苦手、配属現場の負担……等の短所

も伴います。

一方Off-JTは、職場を離れて指導育成できますから、

短期に集中して、効率的に、体系的・専門的なことを、専門・専用の講師や機材で、多人数に、同時に、明確な目的を持ってできる……等の長所

がある反面、

大きな費用、準備に手間暇、通常業務の停滞、業績や成果への直接的反映がはかり難い……等の短所

が伴います。

よって、OJTは、業務に即した領域、実際に経験することが有効な領域、何度も繰り返すことが必要な領域などで力を発揮。

Off-JTは、業務から離れた領域、体系的・専門的な領域、一度に多人数の方が効率的な領域などで大きな力を発揮します。

それぞれの強みを生かし、弱みを補完し合うよう組み合わせ、目的に応じて使い分ける。

これが、高い育成効果へのポイントです。

◊ ◊ ◊

こういったOJTとOff-JTの関係は、よく竹の 「 稈 と 節 」 の関係に例えられます。
※竹のあの部分は、正式には稈 ( かん ) と呼ぶんですね。

 OJT_Off-JT_03

竹はある方向の力には、鉄筋よりも強い強度があるのだそうですが、その強さを支えているのは 「 節 」 なんだそうです。

竹がしなやかで折れにくいのは、節があるから。

けれど、もしも竹が節ばかりだったら、あれほど大きく成長することはできません。

竹が見上げるほど高く大きく成長するのは、稈があるから……というわけです。

日々の業務の中OJTでぐんぐん伸ばし、節目のOff-JTで強くしなやかにする。

OJTとOff-JTは、竹の稈と節のように組み合わせることで、育成効果を高めていきます。

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