アクトビジョン 人と組織の未来のために

人材育成とは-育成する5つの領域②

2011-11-21

ご案内の人材育成5つの領域

前回 ご案内の分けると分かる……という利点は、5つの領域だけに留まらず、実際の様々な育成場面でとてもよく使われます。

例えば新入社員研修で、名刺交換を教える場面……

「 まず、私がお客様のどこに立つか……にだけ注目してくださいね 」

「 次に、私の顔の向きを良く見てください 」

「 では、次にお渡しする名刺の持ち方です。この手の部分、特に指先の位置に注目です 」

名刺交換を教える場面ひとつを取り上げても、上手な講師ほどポイントを的確に切り分けて教えます。

分けない場合はどうでしょう。

例えば一通りすべてやってみせてから、

「 と、こうするわけです。では皆さんもやってみましょう 」

という教え方になってしまいますが、これでポイントを押さえた名刺交換ができる新入社員は、なかなかいないでしょう。

 
もう一方、逆の視点で、自社や自組織には足りない領域ちぐはぐな領域が見えてきた……というお声も多く頂きます。

知識やスキルは網羅していたけれど、考え方やマインドについては触れていなかった。

スキルを高める領域だったのに、座学ばかりで練習の機会をなおざりにしていた……など。

自社や自組織の育成体系に照らし合わせ、この点も確認してみては如何でしょう。

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またこの5つは、社内の指導・育成だけでなく、外部研修などの選択でも役立つ……というお声も頂きます。

例えば、新入社員研修でまず思い浮かべる 「 ビジネスマナー 」 や 「 報告・連絡・相談 」などの集合研修。

良いプログラムは、学習や研究のパート、練習や訓練のパート、それぞれバランスよく網羅されているもの……ということが見えてきます。

更にもっと良いプログラムを……という場合は、考え方やマインドの領域まで踏み込んだ、気づきや、啓蒙や、醸成……などのパートまで組み合わせているものを探すわけです。

 
さて、ここで見逃されがちなのが、

「 行動 」 は、その全てを直接指導・育成できるわけではない……

という側面です。

「 行動 」 は、「 知識やスキル 」「 考え方やマインド 」 の向上を伴わなければ、その多くの部分は直接育成しようとしても難しいところがあります。

「 なぜこんなことができないんだ! 」

と叱る前に、その行動に必要な知識やスキル、ベースとなる考え方やマインドが伴っているのか、目を凝らすことが大切です。

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