アクトビジョン 人と組織の未来のために

面接力UPのコツ1歓迎・認知

2014.08.29

面接力UPのコツ1 歓迎・認知(ウエルカム)①

組織活性化、最高のチーム創りの入り口である人材採用。
募集採用活動を進化・発展させる、「 集める 」 視界に続く 「 つかむ 」 視界。

アクトナビの藤井です。
毎々ご愛読頂きありがとうございます。

応募受付のコツ に続き、ご案内している 面接力を高める5つのコツ 。

その1つめのポイント、歓迎・認知する力 ( ウエルカム力 ) についてご案内致しましょう。

「 面接 」 において、応募者が受け取る最初の印象は、とても大切なものです。

どんなに優秀な人材でも、歓迎されていないと感じる場や、自分のことをなおざりにする場では、面接に向かう心の前傾姿勢は、なかなか維持しきれないもの。

この要素は、面接に訪れた応募者が最初に受け取る印象を決め、面接に対する心の前傾姿勢を高めたり、延いては入社意欲を押し上げたりする、重要な役割を果たしています。

「 溢れる情報の中から自社を選び、応募して来てくれたこと 」 に対し、どれだけ両手を広げ、応募者を迎えられているか。

未来の仲間、将来の同志になるかもしれない応募者に対し、大きな人生を歩む独りの人間として真摯に向き合い、その存在を認められているか。

以前ご案内した 『 応募受付の3S 』Stance ( スタンス ) にも通じていますが、面接においても、まず高めたいのがこのポイントです。

 
セミナー等でこの題材まで進んでくると、会場の皆様に静かに目を閉じて戴きながら、時折こんな質問をすることがあります。

「 これまで皆様が受けた歓迎で、最も印象深いお出迎え、心に残った応対……
   皆様ご自身が思い出すそんなシーンを、想い返しイメージしてみてください  」
 
この質問は、毎回、本当に様々なシーンをお応え頂きます。

ある方は、ハレの日に訪れた高級レストランを思い返したと仰いました。

ある方は、ちょっと奮発した家族旅行で泊まった宿の話を紹介して頂きました。

東京の会場では、あの夢のテーマパークの思い出を熱く語られた方もいらっしゃいました。

ひとしきりご紹介戴いた後で、次の質問を続けます。

「そのとき、どんな印象を受け、どんな気持ちになりましたか…… 」

レストランを思い返した方は、初めて行く高級なお店なのでちょっと緊張していたが、緊張がほぐれ、リラックスでき、なんだかわくわくした……とお応え頂きました。

奮発した家族旅行の方は、長旅で疲れ、少し気分が落ち込んでいたが、疲れが吹っ飛び、明るく晴れやかで心地良い気持ちになれた……と仰いました。

そして、夢のテーマパークの思い出を語られた方は、とにかく別世界にいるようで感動して……と一言。

・緊張がほぐれる

・リラックスする

・わくわくする

・明るい気持ちになる

・心地良い気持ちになる

・感動する……

実は面接の場においても、訪れてくれた応募者に最初に受け取って戴きたいのは、まさにこういった感覚。

面接力を高める第1のコツは、応募者の緊張を解き、リラックスした雰囲気を作り、面接に対して心の前傾姿勢を高める……ところから始めるわけです。

 
では、そうするためには、具体的にどうしたら良いのでしょう。

そこで、3つめ、最後の質問です。

「 そんな印象を受け、そんな気持ちになったのは、
 その歓迎やお出迎えの、どんな点からでしょうか? 」

ここではできるだけたくさん抽出したいので、少し時間を取って、思いつく限りメモをして頂きます。

皆様、心地良さを思い出すのか、くすっと微笑まれたり、顔をほころばせたりしながら、それはそれはたくさんのポイントを出して頂きます。

そして、それらを列挙し、整理し、グルーピングしたりしながら、それぞれの組織での 歓迎・認知 ( ウエルカム ) 力 を高めるための具体策作りへと続けていくわけです。

 
次回は、これまで出して戴いた幾つかのポイントもご紹介しながら、具体策の一例をご案内していきましょう。

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2014.09.05

面接力UPのコツ1 歓迎・認知(ウエルカム)②

組織活性化、最高のチーム創りの入り口である人材採用。
募集採用活動、面接選考を担う皆様をはじめ、人と組織のわくわくする未来を熱く想う皆様にお贈りする連載コラム。

アクトナビの藤井です。
毎々ご愛読頂きありがとうございます。

「 応募受付 」 のコツ に続いてご案内している、面接力を高める5つのコツ

その1つめのポイント 歓迎・認知する力 ( ウエルカム力 )  について、前回 からのご案内を続けましょう。

「 面接力 」 を高める第1のコツは、応募者の緊張を解き、リラックスした雰囲気を作り、面接に対して心の前傾姿勢を高める……ところから。

では、そのために具体的にどうすれば良いのか……です。
 
「 そんな印象を受け、そんな気持ちになったのは、
 その歓迎やお出迎えの、どんな点からでしょうか? 」

前回のご案内での3つめの質問には、これまで例えばこんなお応えを戴いています。

・柔らかな笑顔で迎える

・名前を呼びながら迎える

・しっかりと顔や目を見ながら迎える

・好意を示しながら迎える

・相手のことを尊重し、相手のことをさりげなく話題にしながら迎える

・温かい雰囲気で迎える

・明るい雰囲気で迎える

・礼儀正しく、敬意をもって迎える

・「 道は分かりやすかったですか…… 」 など気遣いながら迎える

・歓迎のための幾つもの準備がされている

・少しの感動が演出されている

如何でしょう。

後半は少々分かりにくいかもしれませんので、戴いたお話を具体的に紹介しておきましょう。

特に先日の回で戴いた、あるレストランのお話はとても印象的で、終了後に多くの方が 「 そのレストランはどこですか? 」 と、お伺いしているほどでした……。

・初めて訪れるレストランなのに、お店の入り口に着くと、
 「 こんばんわ。ようこそお越しくださいました〇〇様。」
 「 〇〇様。お待ちしておりました…… 」
 と家族の名まで呼びながら柔らかな笑顔で出迎えてくれた。

・その後、「 〇〇様、大切なお荷物をお預かり致しましょうか…… 」
 「 〇〇様、お席までご案内させて戴いてもよろしいでしょうか…… 」 
 など、終始、温かい笑顔で、丁寧に応対してくれた。

・更に、初めての来店なのに子供の名前まで呼びかけながら応対。
 なんだか、ふるさとに帰ってきたような感覚にさえなった。

・席にはポザーテのセッティングの上に、自分の名が書かれたウエルカムカード
 開くと、何人ものスタッフ直筆の温かいメッセージが幾つも書かれていた。

・応対のスタッフは胸に名前のプレートを付けていたので、メッセージと見比べ。
 互いに名前を呼びながら会話をする等、親近感ある心地良い食事になった。

・食後の飲み物には、それぞれが好きなものがデザインされたラテアートが。
 子供はココアの中に大好きな機関車トーマスを見て、おおはしゃぎだった。

・更にナプキンをよく見ると、Happinessの文字と共に自分の名前の刺繍が
 親近感ある場になっていたので聞いてみると、温かい笑顔で
 「 ささやかですが、よろしければ記念にどうぞ…… 」

こちらのお店はかなり高級なお店のようですが、平日も含め連日満席。
お話し戴いた方も、予約をとるのが大変だったそうです。

このお話には会場の皆様も、もう脱帽。

けれど、面接力の第1のコツ 『 歓迎・認知力 ( ウエルカム力 ) 』 へのヒントは、本当にたくさん込められています。
 

このお話の中にもありましたが、『 歓迎・認知力 ( ウエルカム力 ) 』 を高めるためには、まず、 「 人 」 の存在が不可欠です。

応募者に対する深い興味・関心。
応募者を認め、知り、そこから自然に生まれる人と人として真摯に向き合う姿勢。

リクルーター研修では、ロールプレイングの手法も取り入れながら、そういった想いを形にし、応募者に伝えられるようになるためのプログラムもご提供しています。

 
また一方で活躍してくれるのが、面接の質を高める 「 ツール 」 類。

募集・採用活動では欠かせない 「 会社案内 」 「 応募者への案内パンフレット 」 の他に、以前も少し触れた

① 案内ボード
② ようこそPOP
③ ウエルカムカード
④ サンキューメール や サンキューレター
⑤ 自社に興味をもって戴いた応募者へのメッセージ冊子

などが、強い味方になってくれるでしょう。

ビルの入り口などに設置し、面接会場を案内する 「 案内ボード 」 、会社の受付や面接会場の受付などで応募者を迎える 「 ようこそPOP 」 は、今の時代、かなり浸透してきているように感じます。

ご紹介したレストランのお話に感銘した企業様は、早速、面接に 「 ウエルカムカード 」 を取り入れ、応募者に好評だったそうです。

前回ご紹介の “ 奮発した家族旅行 ” の方は、宿からのお礼の絵葉書に感銘を受け、オリジナルの 「 サンキューレター 」 を実践し、良い結果に繋げています。
こちらは、今の時代の趨勢に合わせ 「 サンキューメール 」 も有効でしょう。

最後の 「 応募者へのメッセージ冊子 」 は、出会いへの感謝や応募者へのエール、自社や自店の想いや大切にしていることなど、もう少し突っ込んだメッセージを簡単な冊子にしたものです。

他に比べて多少労力は掛かるかもしれませんが、後ほどご案内する 『 ファン化・同志化 ( モチベイト力 ) 』 にも力を発揮する、更に一歩進んだツールです。

 
「 自分がしてもらいたいと思うことを、何よりもまず相手にしてあげること 」

ゴールデンルールのひとつです。

マネジメントや営業、販売や接客も同じことが言えますが、募集・採用活動においても、このルールは大いなる力を発揮してくれます。

前回 からご案内している、具体策作りにまで繋げていく3つの質問からの流れ。

それは、皆様ご自身が印象に残るお出迎え、心に残る心地良い応対……。
それを、沢山の情報の中から自社を見つけ面接に訪れてくれた応募者に対し 「 何よりもまずしてあげること 」 で、面接力を高めましょう……というご提案です。

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