アクトビジョン 人と組織の未来のために

集まる求人-給与系の工夫

2016.06.27

アルバイト・パート募集㊴集まる募集-給与前払い制度

アルバイト・パートさんの採用や育成を担う皆様を、心から応援する連載コラム。
アクトナビの藤井です。毎々ご愛読頂きありがとうございます。

アルバイト・パート募集のコツやポイント。
求人広告などでも今すぐできる、応募者を増やす方法・工夫の第15回。

今回は、給与前払い制度についてご案内致しましょう。

給与前払い制度 図

□給与前払い制度あり!
□希望者は日払い、週払い制度あり‼

給与前払い制度日払い・週払い制は、以前から製造・警備・建設系などの一部の企業様の募集で記載されていましたが、ここ数年、飲食・流通・サービス業界等でもごくあたりまえに見られるようになりました。

求職者の多様化に伴い、給与の支払いサイトが短いことも強力な魅力要因になる時代。

企業規模によるところが大きいかもしれませんが、恒常的に対応できる体制が整えられれば応募増に繋がる工夫です。
( 一時的、短期的に対応しようとすると概ね失敗してしまいますので注意が必要です )

運用の詳細は企業様によって様々ですが、

☞実際に前払いするのは稼働分 ( 働いた分 ) まで
 ( 若しくは稼働分の〇%までなど )

☞申請〇日後支給、週毎で支払日を決める等、出金処理が煩雑にならないルールを決める

などが一般的なところ。

実際の運用実績は企業様や季節により様々ですが、学生さんは夏休みや春休み前のレジャー資金、最近ニュースになる学生の奨学金問題等の背景からか、授業料を支払う3月~4月も多少実績が増えるようです。

また、特に短期アルバイトの求人で耳にするのは、給与の支払いサイトが長すぎる企業様の面接後の辞退のケース。

短期アルバイトの応募者は、例えば春休み前半に働いて就職前の卒業旅行資金にするなど、賃金がすぐ手にできることが応募動機の一部になっています。

相対的に応募が増える短期募集も、支払いまでのサイトが長過ぎる組み合わせは、面接後の辞退を増やす傾向があることも押さえておきたいところです。

次回も、引き続き『 入社祝い金 』から解説していきましょう。

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2016.07.05

アルバイト・パート募集㊵集まる募集-入社祝い金

アルバイト・パートさんの採用や育成を担う皆様を、熱く応援する連載コラム。
アクトナビの藤井です。毎々ご愛読頂きありがとうございます。

アルバイト・パート募集のコツやポイント。
求人広告などでも今すぐできる、応募者を増やす方法・工夫の第16回。

前回の「 給与前払い制度 」に続いて、今回は『 入社祝い金 』へご案内を進めましょう。

入社祝い金イメージ-図

□入社祝い金あり!
□新生活応援入社祝い金〇〇円支給!
□3月〇日~4月〇日入社の方は、新生活応援入社祝い金支給!

こちらは以前から『 早急に必要な募集 』や『 大人数の募集 』等で活用されていましたが、最近は緊急性や募集人数にかかわらず、幅広い業界・職種で急増している工夫です。

例えば3~4月は卒業で離職するアルバイトさんが多い一方で、採用競争率も高い時期。

翻って長期勤務が見込める大学一年生は新生活でなにかと入り用でもあり、この時期に

『 新生活応援!入社祝い金支給! 』

などと魅力要因を訴求する募集は、マッチングという視点からも確かに理に適う募集です。

恒常的に入社祝い金を支給している企業様から、上記のように採用競争率の高まる時期だけ設定する企業様まで幅広い運用方法があり、運用の詳細も企業様によって様々ですが、

☞導入終了後 ( 2~3週程度が多い ) で半額、更に1~3ヶ月後残りの半額を支給
( 並行的に定着率UPの視界も考慮しているルールや運用がほとんど )

☞実際の祝い金額は、1万円~3万円が多いが、中には10万円以上の企業様も
( 業界や募集職種による )

☞導入修了式などのレセプションの場でのしぶくろに入れ現金手渡しする
( 祝い金の名称通り、祝いの場を創り社長様や店長様が言葉をかけながら手渡す )

などが一般的で、3つ目は定着率やアルバイト・パートさんのモチベーションアップにも寄与しています。

入社祝い金は、お祝いの場をつくり、社長様や店長様が言葉を掛けながら手渡す_図

特筆しておきたいのは、こちらの制度を活用している企業様は、面接力やマネジメント力も並行し高めている企業様が多いという点。

採用難の解決という目的だけではなく、「 定着 」や「 エンゲージメント 」を高める効果も並行して目的としているケースが多く、自ずと面接や現場マネジメント磨きにも力を入れるというわけです。

よって、導入にあたり「 入社祝い金だけ貰って辞められてしまったら? 」というお声を頂くことがありますが “ むしろ逆 “ 。

個人的に長年、ほんとうに数多くの企業様の採用や育成に携わってきましたが、入社祝い金だけを貰ってすぐに辞めてしまったというケースにはほとんど出会ったことがありません。

入社祝い金_制度設計_図

設計の基本的な考え方は、例えば採用が厳しいからと時給を50円UPする場合と比較してみると分り易いでしょう。

1日8時間、週5日働いてくれるアルバイト・パートさんの時給を50円昇給すると一か月で8000~1万円弱の人件費増。

昇給は、新しく入社するアルバイト・パートさんだけ……というわけにはいきませんから、10名なら1年で100万円前後、20名なら200万円前後の人件費増となります。

 入社祝い金の多くは実質的に1か月~3か月スパンで支給していますが、ある意味一時金。

50円程度の昇給を考えるなら、昇給分の永続的な人件費増や全スタッフの同時昇給の増加を伴わない1~3万円の入社祝い金の方が費用対効果は高くなるかもしれません。

また、入社祝い金ほど浸透していませんが、最近では

『 アルバイト・パートさんは継続期間に応じた慰労金支給制度あり‼ 』

『 大学生は継続期間に応じ卒業旅行 & 新生活応援金支給‼ 』

などの募集も見られるようになってきました。

こちらの多くも前述と同様の考え方をベースにしていますが、ケースによっては全員一律の昇給ではなく、より長く頑張ってくれる方にこそ酬いたいという人事制度設計の基本方針が貫かれているものもあります。

後程詳しくご案内しますが、こういった制度は形だけでなく人事方針や少しロマンチックに言えばどんな理念からスタートしているのかも大切な要素。

組織全体が持つ理念や方針と一致している工夫こそが、より大きな成果を生み出します。

次回は、曜日や時間ごとの時給UPの工夫に進んでいきましょう。

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2016.07.11

アルバイト・パート募集㊶集まる募集-日時限定時給UP

アルバイト・パートさんの採用や育成を担う皆様を、心から応援する連載コラム。
アクトナビの藤井です。毎々ご愛読頂きありがとうございます。

アルバイト・パート募集のコツやポイント。
求人広告などでも今すぐできる、応募者を増やす方法・工夫のの第17回。

今回は、『 日時や期間を限定した時給UP 』の工夫へご案内を進めましょう。

①土日祝日は時給〇円UP!②〇時~〇時は時給〇円UP!③〇月〇日~〇月〇日は時給〇円UP!紹介図

□土日祝日は時給〇円UP!
□〇時~〇時は時給〇円UP!
□〇月〇日~〇月〇日は時給〇円UP!

こちらは、人が集めにくい曜日や時間帯対策繁忙期を迎えるにあたり早急に人が欲しい時などに広く活用されている工夫で、組織によって忙しい時間帯・曜日・時期への慰労の趣旨をこめ設定している場合もあります。

UPする金額を記載するケースと、基本の時給とUPする分を合計し競争力ある金額で訴求するケースがありますので、どちらが良いのかは要考察。

例えば下記3つの例。
現在、ほとんどの求人メディアでは、それぞれ左右どちらの記載も可能です。

例① 時給950円以上 
土日祝日は50円UP! ⇌ 土日祝は時給1000円以上

例② 時給950円以上 
早朝5:00~9:00は250円UP! ⇌ 早朝5:00~9:00は時給1200円以上

例③ 時給900円以上 
GW4/29~5/8は300円UP! ⇌ GW4/29~5/8は時給1200円以上

早朝に絞った募集原稿例-通常900円だが、募集時給1200円以上で求人広告に掲載できる記載_図

こちらの応用として、UPする時間帯に絞った求人広告にすることで「 募集時給の表記 」をUP後の金額にし、応募効果を高める手法も活用されています。

「 時間や期間を絞り込む募集は、広告費がもったいない気がして…… 」

というお声を頂くこともありますが、この点はご安心ください。

最近Web系の求人メディアの一部では、掲載期間内に無料で原稿内容を変更できるサービスも出てきています。

そういった求人メディアを活用すれば、まず特に必要な時間帯のスタッフを先に確保して、残りの期間で他の時間帯の募集原稿に変更する……等の応用ができる時代になっています。

GWの期間に絞った短期募集原稿例-通常900円だが、募集時給1200円以上で求人広告に掲載できる記載-図-短期・高時給で応募者が増える

更なる応用では、上記のような募集から

☞求職者が増える時期に「 長期勤務も可能な潜在層 」との縁を繋ぐ

目的で、より戦略的に活用されている手法もあります。

3月~5月など求職者が増える時期は、求人広告の掲載件数も増え競争率が高まるジレンマがありますが、上記のような手法なら高い競争率にも打ち勝てます。

「 でも短期では、その後のシフトが…… 」

というお声を頂くこともありますが、こういった募集戦略を実施されている企業様は、

☞高い「 面接力 」・高い「 ファン化力 」「 同志化力 」

を先に企業資産として身に着けられているという共通点があります。

流石に応募者全員もれなく……というわけにはいきませんが、

「 短期の募集で応募したけど、この人たちと一緒に働けるなら長期で…… 」

というアルバイト・パートさんたちは必ずいて、結果的に後のシフトも充分な人数でというサイクルが創られているわけです。

これまでも繰り返しご案内してきましたが、面接力ファン化・同志化力を高めていくと、求人募集の戦略の幅はぐぐっと広がり、より人が集まる組織へと劇的に変化します。

人材不足にお悩みの企業様は、求人募集をどうするか……だけでなく、

応募者応対力

面接力

ファン化・同志化力

採用広報力

そして

人材育成力

も視野に入れ、並行して企業資産として蓄積されることをお勧めしています。

上記については、各企業様の風土に合わせ各種サービスがありますのでこちらからお気軽にお問い合わせください。

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