アクトビジョン 人と組織の未来のために

人材育成-指導育成の基本構造

2012.04.20

誰が育てる?どう育てる?③ 育成のための基本構造

ご案内している誰が育てる? どう育てる?

この頁からは 前回 ご紹介の育成担当者へのレクチャーの内容も含め、『 どう育てるか 』 について掘り下げていきましょう。

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上記は変化する時代の中で、今どきの新入社員を指導・育成するための基本構造を整理したものです。

時代の大きな変化の中、こういった構造を踏まえず指導・育成を進めても上手くいかない……という状況が急速に増えてきました。

幅広い裾野で全てを支える関係性の土台

頑張れば未来は明るい……から混迷する時代への変化の中、役割を高めるモチベーション

今どきの若者意識の変化に対応する、仕事や課題への意義や目的を共有する階層。

実際に指導・育成する 「 基本となる5つのステップ「 味方となる3つのスキル 、成長を促す 「 G-PDCA 」 は、それらの階層に支えられて本来の機能を発揮する……という構造です。

これは例えるなら、家を建てる時、基礎を作らず柱は立てられない……ことと似ています。

もちろん柱がなければ、屋根を葺くこともできませんよね。

指導・育成も、基礎や土台にあたるもの、柱にあたるものがあり、それぞれの構造なしでは本来の機能を発揮できない……という時代になってきました。

これらは、さながら土台を作ってから柱を立てる、柱を立ててから屋根を葺く……ように、その順序も大切です。

次回から、順に一つひとつ掘り下げていきましょう。

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2012.04.25

誰が育てる?どう育てる?④ 人材育成の土台づくり

かけがえのない人たちと、この大切な組織をもっと成長・発展させたい……。
そんな熱い想いの皆様を、更に熱い想いで応援する人材育成のヒント集。

アクトナビの藤井です。毎々ご愛読頂きありがとうございます。

 
前回ご案内の、指導育成のための基本構造。

ここでまず行うことは、全てを支える 『 関係性の土台 』 づくりです。

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育成担当になり、まず行うことは、教えることや指導することではなく 「 関係性の土台 」 を築くこと。

教えなくては……指導しなくては……の前に、育成するメンバーを理解し、自ら理解され、強い信頼関係を築き上げることが大切なのです。

メンバーの人となり。どんな動機で入社を決め、何を目指しているのか。

どんなことに興味関心があり、どんなところに喜怒哀楽のポイントがあるのか。

ここを理解していないと、「 伝えたつもり 」 の指導になってしまい、本来の機能である 「 伝わる 」 指導・育成ができません。

更には、育成担当の前提 『 人は人によって成長する 』 『 人と人との最適なかかわり 』も欠かせない要素。

指導・育成の全ての土台となるのが、相互理解、強い信頼などの健全な関係性です。

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指導・育成の中で、時には叱らなければならない場面もあるでしょう。

もちろん、労ったり褒めたりという場面はもっとあります。

この辺りは新入社員に限りませんが、そういった叱ること、労うこと、褒めること……等が真っ直ぐ届く組織なのか、真っ直ぐ届かない組織なのか。

ここを分けるのも、多くは関係性の土台の状態です。

叱ったり、労ったり、褒めたりすることが曲がって届いたり、様々な届き方をしたりして、

「 数度叱っただけで辞めてしまった 」

「 褒めたのに、雰囲気が悪くなった 」

という状況を生んでしまう組織は、この関係性の土台が脆いことが多いもの。

相互理解という幅広い裾野を持ち、強い信頼関係で結びつく組織は、叱ること、労うこと、褒めることが真っ直ぐ届き、

「 こんなに本気で叱ってくれた。ありがたい。 」

「 こんなに褒められた。もっとがんばるぞ! 」

と、人を育み、人を活き活きと成長させています。

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2012.05.10

誰が育てる?どう育てる?⑤ モチベーション

ご案内している、指導育成のための基本構造

「 関係性の土台 」 の次の階層は、『 モチベーション 』 です。

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頑張れば未来は明るい……時代から、ただ頑張るだけでは未来が見えにくい……という時代の変化の中、モチベーションが組織で本格活用され始めたのはバブル経済が崩壊して以降、失われた20年が始まった1990年代からです。

この頃から、若者意識も急速に変貌し、

「 社会の中の自分 」 から 「 自分の中の社会 」

「 自分らしく 」 から 「 自分サイズ 」

「 物質的な豊かさ 」 から 「 精神的豊かさ 」

「 開かれた連帯感 」 から 「 閉じられた連帯感 」

「 自己肯定による自己完結 」

など、若者意識の変化を表した言葉が次々と生まれてきました。

こういった背景のもと、それまで前提とされていたモチベーションは、様々な領域で急速に役割を高めます。

マネジメント、リーダーシップ、コミュニケーションといった領域に関わるものから、人事制度、評価制度、組織設計といった領域。

更にはオフィス設計などの働く環境創りの領域や、販売、営業、マーケティング領域でも、モチベーションの視点は今や欠かせないものになっています。

この流れは、指導・育成の領域も同じ。

関係性の土台を固めたなら、次はモチベーションを高めるかかわり方や働きかけが、重要な役割を担う……というわけです。

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モチベーションについては、人材育成の領域だけでもお伝えしたいことが山ほどあります。

指導・育成の前に大切な 「 結果期待感 」 「 行動可能感 」 。

関係性の土台とも通じる 「 コミュニケーション 」 「 リーダーシップ 」

指導・育成後に大切な 「 自己効力感 」 「 成長実感 」

他、これらを体系立てた 『 モチベーション3×3のポイント 』 等、少々頁数がありますが、別途こちらの項で掘り下げておきましたので、興味のある方は参照頂ければ幸いです。

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