アクトビジョン 人と組織の未来のために

2月, 2016年

2016-02-25

アルバイト・パート募集⑲集まる組織の5つの秘訣

アルバイト・パートさんの採用や育成を担う皆様を、熱く応援する連載コラム。

アクトナビの藤井です。毎々ご愛読頂きありがとうございます。

アルバイト・パート募集のコツ。「 集める 」採用から「 集まる 」採用への第4回。

これまでのご案内を踏まえて、ワガコト採用の職場づくりの「 現場マネジメント 」の側面へ進んでいきましょう。

人が「集まる」職場マネジメントの特徴 ありがとう 〇〇なお店創りたい なるほど さすが 教えて どう思う 図

「 人を集める 」のではなく、自然に「 人が集まる 」職場やお店。

講演やセミナーでは時折、そこで「 まるで魔法のような現場マネジメント 」が行われているように思う方もいらっしゃいますが、その本質はほんの小さなシーンや事実の積み重ねで、ひとつ一つは今すぐ誰もができることばかりです。

どんなシーンが組織マインドを高めるのか?

少しの工夫で再現できるシーンは?

まず今回は、店長様やマネージャー様、そして現場マネジメントをサポートする皆さんが、今すぐできる身近なポイントから5つほどご紹介致しましょう。

アルバイト・パートさんが自ら互いに声を掛け合い、常に理想の状態が保たれるお店では、店長、マネージャー、そして現場マネジメントをサポートする方々に、次のような共通点がありました。

素敵な物語は『ありがとう』からはじまる

① 「 ありがとう 」

「 友達紹介してくれてありがとう 」「 一緒に働いてくれてありがとう 」
電話を繋いだだけなのに「 ありがとう 」、閉店時は毎日「 今日もありがとう 」

APさんたちのアンケートにも、店長さんはいつもありがとうと言っている(笑)との記載。

店長さんの「 ありがとう 」が広がるのか、APさんも含めお店中に「 ありがとう 」がいつも飛び交っている……との記載もありました。

② 「 褒める・叱る 」は「 感知・傾聴・共感・通意 」の手順

感知とは、アルバイトさんの状態や周囲の雰囲気を感じ知る力です。
この力を発揮すると、褒めるベストなタイミングや、ベストな叱り方に繋がります。

例えばAPさんがなにか大きな失敗をした際、いきなり叱るのではなくまずアルバイトさんの状態や周囲の雰囲気を感じ知る。
多くの場合、大きな失敗ほど本人も反省していますから、叱る前にまず「どうしたの?」と話を聴く。失敗し落ち込んでいたAPさんは「 ○○○です。これから△△気をつけます 」と自分で原因を分析し、自ら反省し、改善策へ。
指導育成の徹底は、失敗したAPさんがマインドリセットし落ち着いてから納得いくように。

アンケートにも「 叱る場面でも、話を聞かずに頭ごなしにいきなり怒られたことがない 」「 いつも筋が通っている 」「 理不尽さがない 」の記載がありました。

こちらは「 働き易いと感じる職場 」が決してご機嫌をとっているわけではなく、必要な時はしっかり叱り、しっかり褒め、しっかり指導育成している点もポイントです。

育て上手な人は成長やできたことを主語にする 育て下手な人はできていないことばかり主語にする 図

③ あいさつ + ヒトコト

「 おはよう‼昨日のAKBのコンサートどうだった? 」
「 お疲れ様。今日は忙しかったね。来週試験だから今日はよく休んで体調崩さないでね 」

APさんのアンケートでは、ひとり一人のことをよく知っていてよく見ているとの記載。

こちらは別のポイントである「 包容性 」「 理解してから理解される 」とも繋がります。

④ 「 教えて 」「 どう思う 」「 なるほど 」「 さすが 」

特にベテランAPさんには素直に「 教えて 」と言ったり、「 どう思う 」と意見を聴いて「 なるほど。助かる。ありがとう 」と言ったり。

アンケートには「 僕はアルバイトなのに、一緒にお店をやっている感じ 」の記載。

こちらは後程ご案内する「 巻き込み力 」や、組織の「 有意志動性 」とも繋がります。

⑤ 「 〇〇な良いお店を創りたい 」

「 良いお店にしよう 」「 〇〇なお店に! 」も頻繁に発信し、アルバイト・パートさんにも深く浸透しています。

インタビューからは、商品の提供時間のテーブル差でお客様から長いクレームを受けた後、誰に話すでもなくぼそっと言った「 もっと良いお店創るぞ…… 」にジーンときた、自分にも何かできることはないかと思った……という臨場感ある話が。

更に良いお店にしたい、目標となるお店のイメージがAPさんにも伝わり共有されています。

ありがとう おかげさま 招く図

5つほどご紹介しましたが、これらは今すぐできるごく小さなことばかりです。

けれど、これらの小さなことが、ワガコト組織の現場マネジメントの共通点。

逆に、採用に困っている職場ではこれらのポイントが低いか全くないケースもあり、小さなこと故に「 ありがとう 」「 助かるよ 」「 お疲れ様 」「 おかげで 」等、人員不足で業務が忙しくなるほど薄れがちになるのかもしれません。

忙しい時ほど「 ありがとう 」、あわただしいからこそ「 助かるよ 」

採用に困らない組織、ワガコト採用の組織は、まるで魔法のようなマネジメントではなく、ほんの小さなシーンや事実の積み重ねから創られているのです。

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2016-02-19

アルバイト・パート募集⑱集まる組織のシーンや事実

アルバイト・パートさんの採用や育成を担う皆様を、心から応援する連載コラム。

アクトナビの藤井です。毎々ご愛読頂きありがとうございます。

アルバイト・パート募集のコツ。「 集める 」採用から「 集まる 」採用への第3回。

前回に続いて、アルバイト・パートさんたちの意識や行動の背景へご案内を進めましょう。

「 人を集める 」のではなく、自然に「 人が集まる 」組織のアルバイト・パートさん達からは、こんなお声が数多く上がっています。

自信を持って友達に進められるから、友達も来てくれてて良いお店だねって、とっても働き易くてやりがいがあるから 図

アルバイト・パートさんが自ら互いに声を掛け合い、常に理想の状態が保たれるお店。

その向う側には、アルバイト・パートさんたちが気持ちよく働け働きがいある組織だからこそ、自信を持って友人や知人に声をかけられる……という背景が広がっています。

生活、仕事、職場、会社への「 適応感 」「 充実感 」「 達成感 」「 満足感 」「 負担感 」などアルバイト・パートさん達がどう感じながら働いているかについては、概ね、負担感が低く、適応感、充実感、達成感、満足感が高いという集計結果。

「 開放性 」「 結束性 」「 遂行性 」「 規律性 」「 確動性 」「 有意志動性 」などの働く皆さんが感じている組織の状態についても、それぞれ高い職場活性度を示す店舗群で、これまでご案内のような状況が恒常化しています。

実際のアルバイト・パートさんたちのインタビューからも、

「 自信を持って友達に進められるお店だから 」
「 友達も時々来てくれてて、良いお店だねって 」
「 今度募集する時ぜひ教えてって言われてたから 」
「 とっても働き易くて、やりがいや働きがいがあるから 」
「 毎年先輩が卒業する時、友達に知らせるのが伝統みたいな(笑) 」

という声を数多く頂き、どこか誇りをもって働いている姿が浮かび上がります。

誇りがあるから勧められる。

良い職場だから募集する時教えてになる……というわけです。

働くアルバイト・パートさんの友達が訪れ、数か月後、応募者になる 図

また、働く方が自信を持って働くお店群ほど友人や知人がお客様として訪れている率が高いことも特徴的です。

自信を持っているから「 今度ぜひ来て! 」「 今度食べに来て 」「 今度買いに来て 」と、笑顔で伝えられる。

そしてお客様として訪れた友人や知人が「 僕も ( 私も ) ここで働きたいくらい 」と感じ、数か月後、本当に応募者になっている……という事実もここにあります。

次回は、こういった職場を創る「 現場マネジメント 」の側面へ、ご案内を進めましょう。

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2016-02-15

アルバイト・パート募集⑰集まる秘訣の鍵の開け方

アルバイト・パートさんの採用や育成を担う皆様を、熱く応援する連載コラム。

アクトナビの藤井です。毎々ご愛読頂きありがとうございます。

アルバイト・パート募集のコツ。

「 集める 」採用から「 集まる 」採用への第2回。

前回ご紹介の景色への扉は、こんな鍵を使うと意外に簡単に開けることができます。

職場への適応感・充実感・達成感・満足感・負担感、組織の状態としての開放性・結束性・遂行性・規律性・確動性・変革性・有意志動性等の分析 図

前回ご紹介の企業様には、まずアルバイト・パートさんを含め、各店で働いている皆さんに以前ご紹介のアンケートを応用したものをご協力頂きました。

□生活・仕事・職場・会社への「 適応感 」「 充実感 」「 達成感 」「 満足感 」「 負担感 」などアルバイト・パートさんたちがどう感じながら働いているか

「 開放性 」「 結束性 」「 遂行性 」「 規律性 」「 確動性 」「 有意志動性 」などの、働く皆さんが感じている組織の状態についてはどうか

□「 現場マネジメント 」の特性の中で、「 共感性 」「 包容性 」「 感知性 」「 親身性 」「 信頼性 」などアルバイト・パートさんが気持ちよく仕事ができるための領域はどうか

等をアンケート集計から数値化すると、自ずとそれぞれのお店の特徴的なポイントが浮かび上がってきます。

いつも理想の状態が保たれるお店、いつも採用に困っているお店、それぞれの組織の特徴が明確な数値に変わり、理想のフォーメーションが保たれるお店の具体的な要因抽出が可能になるというわけです。

アルバイト・パートさんたちへのインタビューとレポート作成 図

また、こちらの企業様とは長いお付き合いでしたので、各お店のアルバイト・パートさん達と歓談の場も頂きました。

事件は会議室ではなく現場で起こっているので、各店の皆さんの生の声もインタビュー。

皆さん仕事もあり4~5名ずつが多かったのですが、こちらも必然・必要・ベストな人数で、かなり掘り下げられた本音を頂くことができました。

こちらのインタビューから見えてくるのは、「 アルバイト・パートさんのマインド 」「 様々なシーンや事実 」との関係性。

どんなシーン・事実があると、アルバイト・パートさんはマインドを高めるのか。

逆にどんなシーン・事実があると、マインドを下げてしまうのか。

それらの具体的な出来事を再現性の高いものと低いものに分け、マインドを高めるシーンの中で再現できるもの、マインドを下げてしまうシーンの中で再現を防げるもの……は、更にインタビューを掘り下げます。

次回はこういったアンケートやインタビューから見えてくる、アルバイト・パートさん達の意識や行動の背景についてご案内を進めましょう。

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