アクトビジョン 人と組織の未来のために

1月, 2016年

2016-01-29

アルバイト・パート募集⑭集まる理由を集める理由

アルバイト・パートさんの採用や育成を担う皆様を、熱く応援する連載コラム。

アクトナビの藤井です。毎々ご愛読頂きありがとうございます。

アルバイト・パート募集のコツ。

自社や自店舗にアルバイト・パートさんが集まる理由の第5回。

今回は、集まる理由を集める理由……を掘り下げておきましょう。

上等で新鮮な素材がそろって、はじめてシェフはその力を発揮できるのです

「 費用対効果の高い求人募集のコツは何でしょうか? 」

「 効果を高める求人広告の書き方は? 」

「 今、一番良い求人媒体は何ですか? 」

求人や採用をテーマにした講演やセミナーでは、こういったお声を数多く頂きます。

今改めて振り返ると、こういったご質問へのお答えは、時代の変化とともに変わっていったことに気づきます。

特にここ数年の採用環境の変化はふり幅が大きくスピードも速くなっています。

10年前は多くの企業様が踏み込むまでもなかった『 永続できるグランドデザイン設計 』『 採用活動の完成形 』まで広くご提案しなければならないほど、時代は変化してきました。

採用活動の完成形 設計図 魅力要因・集まる理由は今も昔も重要なポイント

一方で、数少ない変わらないポイントの一つが『 魅力要因 』『 集まる理由 』です。

ここが鮮明な企業や組織は、どの時代でも同じ求人広告で何倍もの成果を上げています。

店舗に掲示する店頭求人POP、お客様に手に取って頂く求人リーフレット。

そして、ここ数年急速にその役割を増している採用ホームページや採用サイト。

既存メディア、自社メディア、ソーシャルメディア …… いずれにしても「 集まる理由 」を言語化し、素材化し、時には集め、時には生み出し、時には育てる …… 企業が、激しい採用環境の中で人を集め、業績を伸ばしています。

採用広報の4つめの鍵フロー図 どの媒体で 誰に 何を どんな表現で どう伝える

以前ご案内の採用広報の4つめの鍵

『 誰に、何を、どの媒体で、どんな表現で、どう伝える 』

という採用戦略のコンセプト設計ポイントをご案内しましたが、時代の変化の中、

☞誰に……時代の変化と共に多くの企業が採用ターゲットを広げ、今やどこも激戦

☞どの媒体で……これまでご案内のように媒体は多様化し媒体力は分散化し激戦

☞どんな表現で & どう伝える……厳しい採用環境の中、研究され、こちらも激戦

と、5つある要素のうち4つまでもが激戦域に変わり、なかなか先行しにくい要素になってきています。

『 集まる理由 』『 シーンや事実 』は自社ならでは、唯一無二の自社オリジナル 図

もう一方、『 何を 』のメインデッシュ素材となる『 集まる理由 』『 シーンや事実 』は、自社ならではの要素であり、自社オリジナルの出来事で、激戦域から遠く離れた要素です。

アルバイト・パートさんが何を感じながら働いているのか、日々どんな出来事があったかは真似しようがありませんから、唯一戦わずとも良い、戦いとは無縁の要素が『 集まる理由 』『 シーンや事実 』 というわけです。

求人募集や採用担当の方は、ともすると「 媒体選択や表現手法 」ばかりに注目しがちな場面もありますが、『 集まる理由 』に注目する方が遥かに採用活動は進化します。

「 集まる理由 」を言語化し、素材化し、時には集め、時には生み出し、時には育てる ……という動きが、変化する時代の『 採用活動の完成形 』への近道です。

どんなに腕の良いシェフでも、素材がなければ美味しい料理は創れません 図

どんなに腕の良いシェフでも、素材がなければ美味しい料理は創れません
素材のない調理台の前では、せっかくの腕もふるえず空回り。
上等な肉や魚介類、新鮮な野菜が並べられ、はじめてシェフはその力を発揮します。

何の素材もない調理台の前で、メディア選択や表現手法を空回りさせてはいませんか?

空回りしているにも関わらず、相変わらずメディア選択や表現手法ばかりでは、採用活動はいつまでも進化への道を歩めません。

美味しい料理は、シェフの腕だけでなく、たくさんの素材によって創られるのです。

←「アルバイト・パート募集のコツ前章へ次章へ募集を活すたった一つのコツ」→

2016-01-25

アルバイト・パート募集⑬集まる理由の集め方

アルバイト・パートさんの採用や育成を担う皆様を、心から応援する連載コラム。

アクトナビの藤井です。毎々ご愛読頂きありがとうございます。

アルバイト・パート募集のコツ。

自社や自店舗にアルバイト・パートさんが集まる理由の第4回。

「 アルバイト・パートさんが応募してくれる理由をもっと知りたい…… 」

「 シーンや事実の大切さは分かったけれど、意外に手間がかかって… 」

という求人募集や採用担当の皆さまへ、今回は

「 集まる理由の集め方 」「 魅力要因の収集・分析手法 」

についてご案内致しましょう。

僕の私のベストシーン大募集!仕事や職場のベストショットコンテスト ポスター

「 職務上、アルバイト・パートさんといつも一緒に働くのも難しいので…… 」

「 うちは店舗がたくさんあるので、もっとたくさんの物語もあるはずだけど…… 」

集まる理由魅力要因を整理しようとする場面、人事や求人担当、採用担当の方ならではの苦労のお声も頂きます。

特にシーンや事実は全て現場で起こっているので、店舗や拠点数が多いほど歯がゆい思いを感じられるパラドックスもあるでしょう。

とはいえ、募集・採用活動は「 組織創りの大切な入口 」。

企業インフラとして、採用力を高める動きは止められません。

より良い人材採用のためのアンケート

ここでご紹介したいのが、上記のような「 アンケート 」です。

ある程度「 ワガコト採用の組織づくり 」を進めた上で実施すると、更に効率的なのですが、集まる理由を鮮明にするなら、当事者であるアルバイト・パートさんたちに聞いてしまおうという手法です。

上記は、魅力要因分析に絞ったアンケートですが、下記のように職場活性度分析も兼ねたフォームなど様々な工夫ができ、一度のアンケートで一石二鳥、一石三鳥の成果に繋げるのも可能です。

より良い職場づくりアンケート

変化する時代。募集採用活動で大切なのは、少し泥臭いけれどエモーション ( 感情 ) に響くエピソードや物語やシーンや事実。

実施には、いくつかのコツがありますので、ご興味のある方は こちら からお気軽にお問合せ下さい。

僕の私のベストシーン大募集!仕事や職場のベストショットコンテスト ポスターNo.2

続いてご紹介するのは、ベストフォトコンテスト、〇〇イズムコンテストなど様々な名称で実施されている写真や動画コンテストです。

こちらは文字情報だけでなく、写真や動画などの素材も含めアルバイト・パートさんたち ( もちろん正社員さんにも ) に協力してもらおうという手法。

シーンや事実を伝えるには写真や動画が効果的ですが、これらは人事や採用担当の方だけでは、どうしても限界がある……という企業様もいらっしゃいます。

採用ホームページや採用ツール等の企画・制作と共に、既に多くの企業様で実施して頂き、最近7回目を迎えた企業様もいらっしゃいます。

拠点や店舗数が増えるに従い、薄れつつあった社内コミュニケーションが再び濃密になる

見えなかった他拠点や他店舗の創意・工夫が共有でき、全体の仕事レベルが上がる

など、思いがけない副産物も生まれたというお声も多く頂きます。

表彰作品発表のための社内サイトを作り、写真や動画、付随するエピソードや物語を社内で共有したところ、意図していなかった組織活性の効果も担うようになったというわけです。

この手法も、成功する実施方法にはいくつかのポイントがありますので、ご興味のある方はこちらからお気軽にお問合せ下さい。

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2016-01-20

アルバイト・パート募集⑫大切なのはシーンや事実

アルバイト・パートさんの採用や育成を担う皆様を、熱く応援する連載コラム。

アクトナビの藤井です。毎々ご愛読頂きありがとうございます。

アルバイト・パート募集のコツ。

自社や自店舗にアルバイト・パートさんが集まる理由の第3回。

今回は、以前ご紹介したAIDMA ( アイドマ ) の法則ならぬ、AIDMSA ( アイドムサ ) の法則からご案内を進めましょう。

AIDMSAの法則 時代の変化はAIDMAにSafety安心とSearch 検索・調査・確認を加えさせた?!

もともとAIDMA ( アイドマ ) の法則 は、20世紀に浸透していった

Attention注目→ Interest興味・関心→ Desire欲求→ Memory記憶→ Action行動

という消費行動までの心理的な変化の過程を表したモデルでした。

人材募集の採用広報では、

Attention注目→Interest興味・関心→Desire欲求→Motive動機→Action行動

と応用し、しばらく活用していましたが、インターネットの登場、求職者行動の変化など、徐々に時代に合わないものになっていきます。

近年は、「 ブラック企業 」や「 ブラックバイト 」という言葉まで浸透する時代の変化。

変化に合わせ、AIDMAアイドマに新たに加わったのが「 Safety安心 」 という段階です。

更にインターネット環境が整う中、Safety安心―のための「 Search 検索・調査・確認 」もごくあたりまえの段階行動。

現在の募集採用活動では、AIDMSA ( アイドムサ )を前提にした広報戦略が一般的になっています。

場面・エピソード・物語などの「シーン」と制度・データ・実績などの「事実」-図

ここで大切になるのが場面やエピソードや物語等の『 シーン 』や、データ・実績等の具体的な『 事実 』です。

「 Safety安心 」するために、「 Search 検索・調査・確認 」という行動段階で、求職者は応募の前に「 具体的な出来事や事実情報 」を求めるようになりました。

求職者が求めるシーンや事実情報。

中でも、エモーション( 感情 )に伝わり、共感を呼ぶ『 場面・エピソード・物語 』情報や、自社の中でしっかり機能している『 制度 』実績の具体的数値情報は、とても大きな力を発揮しています。

変化する時代、ブラック企業やブラックバイトという言葉が浸透する中で大切になるのは、少しくらい泥臭くても臨場感あるシーン

そして、実際に運用され「 〇年実績〇〇名 」や「 〇年で〇〇 」等と機能している制度実績などの事実

募集や採用を担う方は、「 アルバイト・パートさんが集まる理由 」を、こういった視界からもアプローチすることが求められる時代になっているわけです。

前回までにご案内の

□どんな仕事か?
□どんな職場か?
□給与や待遇・処遇は?
□(給与等以外に)何が得られるか?
□学校や家事やプライベートなどの生活の変化は?

等が整理されたら、そういった内容を表すシーンを写真や動画などで素材化したり、実績やデータの具体的な数値を明確に振り返ってみては如何でしょう。

実績やデータは説得力ある明確な数字として計測し、場面やエピソードや物語には起承転結に従って短い文章を添えておくと良いでしょう。

具体的には、

□自社の制度に適用された実際の人数や実績
□実際に仕事をしている各場面
□アルバイト・パートさん専用の休憩室や私物を入れておけるロッカーなどの写真
□入社初日に歓迎され、歓迎垂れ幕の横で照れる新人アルバイトさんの写真や動画
□飲食店さんであれば、まかないの写真や、みんなでまかないを囲んでいる動画
□アルバイトさんが創ったまかないから新作メニューが生まれたエピソード

など、数え上げれば数限りない事実やシーンがあるもの。

求人メディアは情報量が限られ多少制約がありますが、採用ホームページや採用ブログは、こういった素材の保管庫の役割も果たしストック場所としても便利です。

採用力=Business & Company(事業や企業自体が持っている力)×Mission & Culture(仕事内容・仕事環境・職場風土・企業文化)×Working Conditions(待遇・処遇・人事制度)×Recruiting Activities(採用活動力) 5図

大切なのはシーンや事実

「 これって本当なのかな? 」

と安心したい今の求職者へ、

「 こちらをどうぞ。事実ですよ。本当ですよ。 」

と少しだけ手間暇をかけているのが、採用活動を成功させている企業様の特徴です。

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