アクトビジョン 人と組織の未来のために

6月, 2013年

2013-06-25

イベントの工夫 と 組織活性

『 採用力 』 を高める……という視点でも、有効な 『 イベント 』 の活用 。

前回のご案内で、いやいや、そこまで大規模なものは……
そうお感じの方も、いらっしゃることでしょう。

この頁では、もっと身近で小規模なものも広く行われていますので、少し補足しておきましょう。

 
例えば、店舗や地域ごとでの 「 ボーリング大会 」 や 「 ソフトボール大会 」 は如何でしょう。

また、例えば春の季節なら、近くの公園や名所での、満開の桜に囲まれながらの 「 花見会 」 もあります。

夏は、近くの河川や海辺で避暑や海水浴を兼ねた 「 バーベキュー大会 」 も広く活用されていますし、秋なら、近隣の山や公園に集い、紅葉を楽しみながら 「 紅葉狩り会 」 も好評です。

冬は、ちょっとアクティブに 「 スキー・スノーボード大会 」 や、新年の 「 初詣 」 に皆で集った後、あったか~い 「 鍋パーティ 」 が恒例 ……というお店も。

イベントの意図やきっかけは、いろいろとあるわけですが、その大小にかかわらず、様々な 『 イベント 』 は多くの組織で広く行われ、どれもしっかり機能しています。

いや~、それでも準備や段取りの手間暇を考えると……という場合でも、例えば、店舗ごとで 「 新人歓迎会 」 を開催するだけでも、充分、採用力の向上に繋がっています。

 
実際、「 新人さん歓迎会 」 の写真を素材として求人広告をつくり、応募効果を飛躍的に向上させた事例がありました。

大きな垂れ幕の真ん中に 「 歓迎!  〇 〇 〇 〇 さん!! 」 と、大きく書かれた新人さんの名前。

その名前の周りには、

「 よろくね! 」 「 がんばって!! 」 「 優しく教えるからね!!! 」

など、先輩たちから寄せ書きされた沢山のメッセージ。

その大きな 「 歓迎垂れ幕 」 。そして、たくさんの先輩アルバイトさんたちの笑顔。
それらのすべての真ん中で、皆に囲まれ恥ずかしそうにはにかむ新人さん……。

「 こんなに歓迎されて、僕、ホント頑張ります!! 」

というコピーが写真の横に添えられ、お店や働く方々の雰囲気の良さがひと目で伝わったのが良かったようです。

 
そうしてここで補足しておきたいのは、これらの取り組みは、もちろん採用力向上のためだけではない……ということです。

・職場コミュニケーションの向上

・相互理解の推進

・一体感、チームワーク形成

・職務レベルの向上

・士気の高揚

・モチベーションアップ

などを含め、定着力、育成力の向上にも繋がり、『 イベント 』 を通して組織全体が活性化されてもいくのです。

このように、一石二鳥、一石三鳥の効果をもたらすことも、手間暇がかかるにもかかわらず 『 イベント 』 が広く行われ、多種多様な形で活用されている理由になっているようです。

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2013-06-20

イベントの工夫 と 募集・採用

募集・採用の成功法則の3つめ …… 『 採用力を高める 』 ということ。

その 『 採用力 』 の3つめの要素の活用。

前回までのご案内、皆様はどう受け取られたでしょうか。

・目を向けるものは給与や待遇だけではない

・従業員の活性化、より積極的な成長を望む組織ほど、多様化・細分化への対応を

今回も、引き続き、もう少し掘り下げておきましょう。

 
職種の呼称、勤務日数や時間の工夫に続いて、3つめにご紹介したいのは 『 イベントの活用 』 です。

一言で 『 イベント 』 と言っても、それは本当に多岐に渡っています。

店舗内だけのもの、社内だけのものから、業界全体で全国的に取り組んでいるもの。

バーベキューやパーティ、ボーリングやソフトボールなどのレクレーション系のものから、コンテストや、そのスキルや職能の表彰系のもの。

年に一回という大規模なものから、毎月行なわれる小規模なもの。

その複合的活用も含め、さまざまな企業様が多種多様な取り組みをしています。

 
大手ファーストフードチェーンや、コーヒーショップチェーン、また、流通業界などでも行なわれている、各社の “ 職能コンテスト ” 。

これらは、度々、新聞やニュースでも紹介されているので、ご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

調理や接客のスキルを競い、全国から優秀な社員さんやアルバイト・パートさんが集ってきます。

企業様によっては、その演出やネーミングも凝ったものになっていて、さながら、映画界や芸能界のあの賞……を彷彿とさせるものまであります。

その様子を見て 「 あのコンテストに出てみたい! 」と応募してくる方もいるそうですが、何よりも、そこで実際に働いている方のスキルの高さや、キラキラと輝いている姿が、応募者を惹きつけるのかもしれません。

 
また、ちょっと大規模な例になりますが、ホテルの大ホールや大型客船、クラブや遊園地、そして、コンサート会場やスポーツ施設などを借り切って、共に働く方々向けのイベントやパーティを行なっている企業様もいらっしゃいます。

ある企業様のそれは、年に一回。

その年の優秀な社員さん、アルバイト・パートさんの表彰式に始まって、薄型テレビや人気のゲーム機などを景品にしたゲーム大会と続き、各拠点対抗のかくし芸大会まで……。

久しぶりに出会う他店舗の仲間たちとの交流。

「 自分が働いている企業は、こんなにもたくさんの仲間がいるんだ 」

という発見と、

「 このたくさんの仲間達と、一緒に何かを成し遂げているんだ 」

という貢献感に、新たな想いが湧き上がるといいます。

その後は、社長様や役員様も交えた懇親会の席。

普段なかなか直接話すことのない社長様に、

「 みんなの頑張りで、この一年は〇〇まで成長することができた。本当にありがとう!! 」

と声を掛けられ、横にいた若いスタッフさんが感極まって涙ぐむシーン。

その後自然発生的に、社長様や表彰された方々の胴上げが始まり、とても感動的なフィナーレへと続きます。

 
当社に応募すると、こんな感動と出会える。

これから一緒に働く皆さんには、こんなわくわくする世界が待っている……。

それを、『 採用力 』 の素材にも活用するわけです。

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2013-06-15

応募効果を高める日数・時間の柔軟さ

アクトナビの藤井です。
毎々ご愛読頂きありがとうございます。

『 採用力 』 の3つめの要素、Working  Conditions – 待遇・処遇・制度

続いて2つめにご紹介したいのは 『 勤務日数や勤務時間 』 についてです。

時代の変化の中、この柔軟さへの工夫が、応募効果を高める大きな打ち手の1つになってきました。

勤務時間や勤務日数……と聞くと、真っ先にアルバイト・パートさんに対しての工夫を思い浮かべる方もいらっしゃるかしれませんが、時代は大きく変化しています。

最近では正社員層に対する工夫も急速に広がってきており、各企業、各組織で様々な取り組みが成され、大きな成果に繋がっています。

 
まず、分かり易くアルバイト・パートさんの例から見てみましょう。

これは、たくさんの企業様の採用のお手伝いをしながらよく経験することですが、

例えば

●「1日8時間フルタイム、週5日勤務」でないと応募できない “ 募集条件 ”

●「1日8時間フルタイム、週5日勤務」でも
 「1日3時間~8時間、週2日~5日」でも、どちらも応募できる “ 募集条件 ”

の2つがあった場合、一般的に応募者数は後者の方が圧倒的に増えるものです。

集合の図を思い浮かべて頂くと分かりやすいのですが、後者の状況では、ターゲット ( 応募できる対象層 ) が、より 「 幅広い属性やライフスタイルの層 」 まで広がるので、「 応募可能な人口自体が劇的に増加 」 するのです。

誤解されやすいので付け加えておきますが、「 1日3~5時間、週2~3日 」 を希望することと、その人材が優秀かどうかに相関関係のようなものはありません。

「 1日3~5時間、週2~3日 」 を希望する方々の中にも、優秀な人材は本当にたくさんいるのです。

それは、多様化するライフスタイルや様々な理由による働き方の選択。

それらを理解して、採用力を高めるために、応募可能層を広げターゲット人口自体を増やすわけです。

いや、それではシフトを組む手間暇が増えるので……というご質問もありますが、見方を変えれば、シフトを組む手間暇だけで 『 採用力 』 を高めることができてしまう……。

補足するなら、その手間のかかるシフト管理も、少しの工夫でより容易に行えるようになるものですし、少し先に詳述しますが、結果として生産性が高まり総人件費が下がるというケースもございます。

その手間暇や工夫は、企業やお店として、高い採用力への優位性、共に歩む人材が活き活きと働けるための財産……になっていくのですから、少しの手間暇を惜しまないだけで、一石二鳥、一石三鳥になるとも言えるでしょう。

 
近年、消費行動やそれに伴うマーケティングの変化にも現れているように、時代の変化は 「 多様化・細分化 」 へどんどん進んできています。

「 ダイバーシティ・マネジメント 」 という言葉が急速に注目されてきているように、採用においても、まさに 「 多様化・細分化 」への対応をした組織が成功する……時代になってきているのです。

 
実は、この潮流はここ十年ほど、正社員層へも急速に拡大しています。

「 えっ、正社員なのに一日3~5時間ですか? 」

と驚かれる方もいらっしゃいますが、変化する時代の中、正社員でも、ある一日は5時間だけ出社して……という話なら、意外に多くの企業様で見かけるようになりました。

セミナーではここで、風邪で早退?……というお声が聞こえてくる回があり、会場全体が笑いに包まれましたが、決してそうではありません。

『 フレックスタイム制 』 や 『 裁量労働制 』 をはじめ、『 勤務時間に縛られない新しい働き方 』 の諸制度を導入されている企業様が増加しているのが背景です。

1ヶ月以内の一定期間の総労働時間を決め、その範囲内であれば日々の出社や退社の時間は個々の裁量……という 『 フレックスタイム制 』 は、既に多くの企業や組織で導入されています。

専門業務型と企画業務型がある 『 裁量労働制 』 は、全ての業種や職種で適用されるわけではありませんが、私が携わってきた広告・出版業界では既にお馴染みの働き方でした。

最近では更に 『 ワークライフバランス 』 も注目される中、『 育児や介護などを支援する働き方の諸制度 』 を導入する企業様も増えていて、その多くが 『 勤務日数や勤務時間の柔軟さ 』 を伴っています。

この諸制度を利用し、先月まではフルタイム勤務だったけれど、今月からは10時出社16時退社の正社員……という方も、今ではオフィス街でごく普通にお会いできるようになってきました。

この諸制度は更に進んでいて、例えば終日家で子育てと両立しながらも、出社扱いで責任ある仕事をしている正社員……という方々も沢山生まれています。( ネット環境や電子技術の成熟化が背景にありますが…… )

 
フルタイムで働く人材でなければ、マネジメントの手間暇が……という箍を外し、柔軟な働き方に両手を広げてみるだけで、優秀な人材が活き活きと活躍してくれる組織創りへの近道ができる。

ここで繰り返しますが、短時間勤務、柔軟な勤務形態を望む人材の中にも、優秀な人材は本当にたくさんいるのです。

進む少子高齢化、減少する生産年齢人口、そして注目されるダイバーシティとワークライフバランス……。大きく変化する採用環境の中、今、いよいよ箍を外し、大きく両手を広げて迎えるのが時代の変化に対応し、進化する組織を創るということなのかもしれません。

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